
映画評『ヒトラー ~最後の12日間~』独裁者ヒトラー最期の日々をドキュメンタリータッチで描き、その知られざる姿を浮き彫りにしていく歴史ドラマ。主演はスイスの名優ブルーノ・ガンツ。
1945年4月のベルリン市街戦を背景に、アドルフ・ヒトラーの総統地下壕における最期の日々をドキュメンタリー・タッチで描く。
ヒトラーやその愛人エヴァ・ブラウンのような近親者のみならず、混乱の中で国防軍の軍人やSSの隊員が迎える終末、ヨーゼフ・ゲッペルス一家の悲劇、戦渦に巻き込まれるベルリン市民の姿にも焦点があてられる。