テレンス・ヤング

映画評

映画評『暗くなるまで待って』アパートの一室を舞台に、目の不自由な女性に突然降りかかった恐怖を描く傑作サスペンス。主演オードリー・ヘプバーン。監督は「007」シリーズのテレンス・ヤング

主演オードリー・ヘプバーンが目の不自由な女性を演じ、アパートの一室でその身に降りかかる恐怖を描いた傑作サスペンス。 フレデリック・ノットの同名戯曲が原作で、舞台初演(1966年)の前から映画の主役はオードリーが演じることが決まっていた。 監督は「007」シリーズの名手テレンス・ヤング。
映画評

映画評『バラキ』マフィアの実態を描いたピーター・マーズのベストセラーをチャールズ・ブロンソン主演で映画化!

ピーター・マーズの原作『マフィア/恐怖の犯罪シンジケート』を映画化したもの。 現役のマフィア構成員だったジョセフ・バラキが、血の掟(オルメタ)を破り、はじめて公聴会で証言したマフィアやコーサ・ノストラの実態を証言したものが基になっている。
映画評

映画評『夜の訪問者』フランスを舞台に、暗い過去から逃れられない男の戦いを「007」シリーズの監督テレンス・ヤングが描くサスペンス・アクション!

チャールズ・ブロンソン主演。 監督は『007/ドクター・ノオ』、『007/ロシアより愛をこめて』、『007/サンダーボール作戦』などで知られるテレンス・ヤング。 脱獄囚であり、その際仲間を裏切った暗い過去を持つ男が、その元仲間たちから狙われ家族の命まで危険にさらしてしまうサスペンス・アクション。
映画評

映画評『007/サンダーボール作戦』アクション映画にはめったにない水中戦に注目!

今作は『ゴールドフィンガー』に続く007シリーズ第4作目。 舞台はおもにバハナのナッソー、青い海だ。 スペクターが強奪する原爆搭載のヴァルカン爆撃機は、なんと身を隠すために海に着水、沈められる。
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映画評『007/ロシアより愛をこめて』のちのシリーズのスタイルの多くが形作られた2作目

本作では世界犯罪組織のスペクターの存在がはっきりと描かれるほか、しょっぱなからのクライマックスシーン(本作では偽物ボンドだけれど)や、支給品のスパイ秘密兵器の存在、息詰まる格闘シーンや、乗り物でのチェイスシーンなど、のちの007シリーズの基礎となるスタイルの多くが形作られている。
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映画評『007/ドクター・ノオ』スパイ映画の代名詞、記念すべき第一作!

イアン・フレミングの人気スパイ小説シリーズの第6作目が原作だ。007、ジェームズ・ボンドといえばショーン・コネリーというイメージを作り上げた偉大な一作でもある。あらゆる女性にモテて、セクシーでウィットに富み、どんな危機もスリル一発潜り抜けるスパイ、という007の印象はすでにこの映画でほぼ、出来上がっている。