映画評『ターミネーター』激闘の歴史はここから始まった!未来から冷酷無比な殺人マシーン襲来!アーノルド・シュワルツェネッガーとジェームズ・キャメロンの超級シリーズ第1弾!

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『ターミネーター』
1984年アメリカ
原題:The Terminator
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
   ゲイル・アン・ハード
音楽:ブラッド・フィーデル
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー
   マイケル・ビーン
   リンダ・ハミルトン
   ポール・ウィンフィールド
   ランス・ヘリクセン
   アール・ボーエン

『ターミネーター』イントロダクション

2029年、ロサンゼルス。

荒廃した街では、機械が人類を殺戮していた。

だが人類は反旗を掲げる抵抗軍のリーダー、ジョン・コナーのもと、機械を駆逐することに成功しようとしていた。

時は変わって1984年、夜の1時をまわったころ。

建設現場で、作業員がトラックのエンジンを回そうとしていた。

だが、エンジンがなぜかかからない。

あたりに青い電光が走り、強烈な光の爆発が起きる。

するとそこに、筋骨たくましい男性(アーノルド・シュワルツェネッガー)が現れた。

たくましい男は、付近を歩き回ると、たむろしていたチンピラたちから服や銃を強奪する。

そして「サラ・コナー」という名前と、「ロサンゼルス」という住所だけを頼りに、電話帳に載っている同姓同名の女性を順番に襲撃、殺していった。

やや遅れて、街の路地裏に青い電光が走り、また別の若い男性(マイケル・ビーン)が現れる。

そして、今ここが1984年5月12日木曜日のロサンゼルスであることを確認すると、何かに憑りつかれたようにうなされつつ、「サラ・コナー」を探し始める。

ホームレスからパンツを奪い、警察から逃げた先のビルでコートを、パトカーからショットガンを盗み、やはり電話帳からサラ・コナーの手がかりをたどる。

翌朝、レストランでウェイトレスとして働いていたサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は、テレビで同姓同名の女性が次々に殺されていることを知る。

サラの家にはサラと同居する友人ジンジャー(べス・モッタ)と彼女のボーイフレンド・マット(リック・ロッソヴィッチ)がいたが、たくましい男が侵入、二人を殺して今度はサラを追う。

たくましい男はついにサラの居場所を突き止め、銃口がサラに迫るが、間一髪のところを助けたのは、後から現れた若い男だった。

若い男はサラの手を引き、一緒に逃げるように言う。

自分はカイル・リース、リース軍曹であり、襲撃者は超合金と人工皮膚でできたターミネーターであること、ターミネーターはサラを殺害するために未来から送り込まれてきたのだ、とサラに告げる・・・。

激闘の歴史はここから始まった!未来から冷酷無比な殺人マシーン襲来!アーノルド・シュワルツェネッガーとジェームズ・キャメロンの超級シリーズ第1弾!『ターミネーター』

皆さんご存知、今やSF映画の金字塔となったこの映画も、公開当時は、独立プロのB級作品として扱われていた。

今やハリウッドを代表するスターとなったアーノルド・シュワルツェネッガーと、巨匠ジェームズ・キャメロン監督のサクセス・ストーリーは、この映画から始まったと言っても過言ではない。

そして、シュワルツェネッガーの鋼のような、説得力のあるその肉体美。

悪のヒーロー:T-800の殺人マシーンとしての存在感はこの映画の成功を決定づけている。

面白いのは、この映画、T-800や、サラを守るカイル・リースは未来から来ていながら、戦う武器はすべて現代の兵器であるということ。

若いキャメロン監督の才能が光っている。

そして、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)。

いまや、強い女性が活躍するスーパーヒロインの存在は当たり前だが、この映画でのサラ・コナーはその先達と言える。

そして、なんといってもこのテーマ曲!

テンションが上がる。

一世を風靡したこのタイトル、いまだに色褪せぬ面白さを堪能してほしい。


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