映画評『マトリックス レボリューションズ』驚異の映像技術を駆使し、前2作「マトリックス」「マトリックスリローデッド」以上に進化させた衝撃の最終章!

映画評
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『マトリックス レボリューションズ』
2003年アメリカ
原題:The Matrix Revolutions
監督:ラリー・ウォシャウスキー
   アンディ・ウォシャウスキー
脚本:ラリー・ウォシャウスキー
   アンディ・ウォシャウスキー
音楽:ドン・デイヴィス
   ベン・ワトキンス
出演:キアヌ・リーブス
   ローレンス・フィシュバーン
   キャリー・アン=モス
   ヒューゴ・ウィーヴィング
   ジェイダ・ピンケット=スミス
   メアリー・アリス
   ハリー・J・レニックス
   ハロルド・ペリノー・ジュニア
   ランバート・ウィルソン
   モニカ・ベルッチ
   ノーナ・ゲイ
   アンソニー・ザーブ
   ナサニエル・リーズ
   コリン・チョウ
   イアン・ブリス
   ヘルムート・バカイティス
   ブルース・スペンス
   ジーナ・トーレス
   

『マトリックス レボリューションズ』イントロダクション

敵のセンチネルを生身で撃退した(前作「マトリックス レボリューション」)ネオ(キアヌ・リーブス)は、しかし昏睡状態におちいっていた。

マトリックスに侵入するためのプラグが刺さっていないにもかかわらず、ネオの脳波はマトリックス侵入時の状態を示していたが、マトリックス内にネオの存在は確認できなかった。

ネオは、「モービル・アヴェニュー」というマトリックスとソースの境界に捕えられてしまっていたのだ。

地下鉄のホームに似たその場所で、ネオはサティーという少女(タンビーア・K・アトウォル)とその両親、ラーマ一家に出会い、このモービル・アヴェニューはメロビンジアン(ランバート・ウィルソン)に忠実なトレインマン(ブルース・スペンス)と呼ばれるプログラムの支配下にあることを知る。

いっぽう、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)とトリニティ(キャリー・アン=モス)は、預言者オラクル(メアリー・アリス)から呼び出されて、ネオに関しての情報を知らされていた。

オラクルはトレインマンについてのモーフィアスらに教えると、セラフ(コリン・チョウ)に、二人に同行しトレインマンを探すよう指示する。

マトリックス内、地下鉄でトレインマンを見つけたモーフィアスたちだったが、この世界のなかではトレインマンの力は絶大だった。

モーフィアスたちはメロビンジアンに直接交渉するため、彼のクラブに襲撃をかける。

何のメリットもないとしてメロビンジアンは交渉を断るが、命がけのトリニティの気迫に気圧され、ネオを開放する。

戻ったネオはオラクルから自分の身に起きた変化を聞かされる。

ネオには、救世主としてマトリックスを超越する力が宿っているという。

だが一方で、ネオの反作用として生まれた存在があった。

いちどはネオに敗れたエージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)がそうだった。

スミスは全てを破壊する存在に進化していた。

オラクルは言う。

ネオがこれからどこへ行けばよいのかわからなければ、誰にとっても明日はない、と。

そしてネオたちが去った後、オラクルの前に大勢のスミスたちが現れ、オラクルはスミスにその存在を取り込まれてしまう・・・。

驚異の映像技術を駆使し、前2作「マトリックス」「マトリックスリローデッド」以上に進化させた衝撃の最終章!『マトリックス レボリューションズ』

新感覚映像満載のSF映画『マトリックス』シリーズの3作目にして最終作(のはずだったが、2021年、新作『マトリックス リザレクション』の製作が発表された)。

救世主と予言の真実を知らされたネオたちだったが、機械たちの侵攻は容赦なく人類最後の砦ザイオンに迫っていた。

滅亡直前のザイオンだったが、同様にマトリックスでも変貌したプログラム・スミスによる浸食が進み、この世界も危機に瀕していた。

ネオは人類と機械の戦争の終結を願い、スミスと対峙する決断をする。

ネオの双肩に、人類と機械、二つの世界の未来がかかっていた。

人間の世界ザイオンで繰り広げられる壮絶な戦いが圧倒的なVFXで展開される。

もはや加工されなかったシーンは全編通してほぼないんじゃないかと思わせるほど、驚異的な映像の連続だ。


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