映画評『007/黄金銃を持つ男』今回の悪役はクリストファー・リー! シリーズもノリノリの第9作!

カチンコ 映画評
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『007/黄金銃を持つ男』
1974年イギリス・アメリカ
原題:The Man with the Golden Gun
監督:ガイ・ハミルトン
脚本:リチャード・メイボーム
   トム・マンキーウィッツ
原作:イアン・フレミング
音楽:ジョン・バリー
出演:ロジャー・ムーア
   クリストファー・リー
   ブリット・エクランド
   モード・アダムス

『007/黄金銃を持つ男』イントロダクション

所在不明の島のビーチでくつろぐ美女、アンドレア・アンダース(モード・アダムス)。

そこに海から上がってくる長身痩躯の男フランシスコ・スカラマンガ(クリストファー・リー)。

男には左の乳首の上に、もう一つ乳首があった。

給仕の小男ニック・ナック(エルヴェ・ヴィルシェーズ)がシャンパンを運んでくる。

そこに来客きて、ニック・ナックが案内をする。

男は殺し屋だった。

スカラマンガの隠れ家の一室は、まるでビックリハウスのように罠やトリックが仕掛けられており、殺し屋はそこでスカラマンガの命を狙うが、スカラマンガはこれを返り討ちにする。

これはスカラマンガの戦闘訓練だった。

その一室には、ジェームズ・ボンドそっくりのロウ人形が置いてあり、次の標的はボンドだと言わんばかりに、スカラマンガは人形の指を銃で吹き飛ばす。

イギリス諜報部に007の番号が刻まれた黄金の銃弾が届く。

それは「黄金銃を持つ男」の異名を持つ殺し屋スカラマンガからの殺害予告と思われた。

ボンド(ロジャー・ムーア)がつかんでいるスカラマンガについての情報は、「サーカス生まれで父親は団長。母親はイギリス人の蛇使い。射撃の腕は天才的で10歳の時に曲撃ちを披露、15で名人の域に達していた。KGBにスカウトされ、ヨーロッパで腕に磨きをかける。以降、薄利多売の殺し屋稼業。50年代末に独立して、今じゃ一件100万ドルのヒットマン。ところが写真は一枚もない。その代り、肉体上の特徴がある」ということ。

それはなんだね、と問うM(バーナード・リー)に、「乳頭過多、つまり乳首が三つあるんです」と答えるボンド。

「また黄金銃には黄金の銃弾を使っています。現在の所在は不明」とボンド。

以前黄金銃で002が殺されたのがベイルートだとマネーペニー(ロイス・マクスウェル)からの情報を得て、ボンドはベイルートへ向かった・・・。

今回の悪役はクリストファー・リー! シリーズもノリノリの第9作!『007/黄金銃を持つ男』

今回の敵役スカラマンガに、ドラキュラ役で有名なクリストファー・リー。

クリストファー・リーは、007の原作者イアン・フレミングの親戚でもある。

また『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサルマン役や、『スターウォーズ』シリーズでドゥークー伯爵役を演じており、生涯の映画出演本数は250本を超え、ギネス記録にもなっている。

ジェームス・ボンド役のロジャー・ムーアが身長185cmと大柄だが、クリストファー・リーも190cmと負けてはおらず、凄腕で冷徹な殺し屋でありながら、紳士的な今回のスカラマンガ役の名悪役ぶりである。

またスカラマンガの愛人アンダースが、優雅な生活に満足できずボンドに助けを求めたり、スカラマンガの部下でありながら彼の遺産を虎視眈々と狙うニック・ナックといったキャラクターたちも今回の『黄金銃を持つ男』では愛すべきキャラクターとなっている。

007作品といえば、ボンドの秘密兵器が毎回期待されるが、今作ではどちらかといえば、秘密兵器を使うのはスカラマンガのほうが多い。

また、今作はこれまで007映画を撮り続けてきたガイ・ハミルトンにとっては、最後の監督作となった。

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