映画評『ブルース・ブラザース』バンドで稼いで孤児院を救え!クールにキメた黒ずくめ兄弟が歌って踊って壊しまくる大迷惑エンタテインメント!

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『ブルース・ブラザース』
1980年アメリカ
原題:The Blues Brothers
監督:ジョン・ランディス
脚本:ダン・エイクロイド
   ジョン・ランディス
出演:ジョン・ベルーシ
   ダン・エイクロイド
   ジェームス・ブラウン
   キャブ・キャロウェイ
   アレサ・フランクリン
   スティーヴ・クロッパー
   ドナルド・ダック・ダン
   マーフィー・ダン
   ウィリー・ホール
   トム・マローン
   ルー・マリーニ
   マット・マーフィ
   アラン・ルービン
   ジョン・キャンディ
   ヘンリー・ギブソン
   ジェフ・モリス
   キャリー・フィッシャー
   レイ・チャールズ
   ポール・ルーベンス
   ツイッギー
   フランク・オズ
   ジョン・リー・フッカー
   チャカ・カーン
   ジョー・ウォルシュ
   スティーブ・ローレンス
   キャリー・フリーマン
   スティーヴン・スピルバーグ

『ブルース・ブラザース』イントロダクション

ジェイク(ジョン・ベルーシ)は過去、強盗を働き、5年の刑期に服していたが、このたび3年で仮出所となった。

出所に際して返却された彼の衣服・・・黒いスーツに、黒いソフト帽、黒いネクタイに黒い革靴、そしてレイバンのサングラスに身を包み、ジェイクは、ジョリエット刑務所の門を出る。

そこには、同じいでたちをした弟のエルウッド(ダン・エイクロイド)が迎えに来ていた。

向かい合うと、何も言わずにまず互いにハグしあう二人。

そして二人は車に乗ると、走り出した。

「キャデラックはどうしたんだ」

とジェイクが尋ねる。

エルウッドが乗ってきたのは、競売で安く落札した警察のダッジの中古車だったからだ。

ともかく二人は、自分たちの出身であるカトリック系の孤児院に向かい、院長のペンギン(キャスリーン・フリーマン)に会いに行く。

ペンギンが言うには、今年の固定資産税5,000ドルが支払えなくて、立ち退きの瀬戸際にあるらしい。

孤児院の危機を救うため、援助を申し出るジェイクとエルウッドだったが、ペンギンは「犯罪で得た汚れた金は要らないよ!」と追い払われてしまう。

何とかならないかと悩む二人は、かつて孤児院で何かと面倒を見てくれた孤児院の管理人カーティス(キャブ・キャロウェイ)に相談してみた。

するとカーティスは、ジェームズ・クリオウファス牧師(ジェームス・ブラウン)の礼拝に出席してみることを勧める。

気乗りのしないジェイクをなだめながら、エルウッドが教会に連れていくと、そこではジェームズ牧師によるハデハデなゴスペル・ショーが繰り広げられていた。

ジェームズ牧師が連呼する。

「光を見たか!?」

それを聞くうち、ジェイクに天から光がそそぎ、彼は啓示を受ける。

「そうだ! バンドだ! バンドをやるんだ!」

こうして二人は、昔のバンド仲間を次々と呼び戻す・・・。

バンドで稼いで孤児院を救え!クールにキメた黒ずくめ兄弟が歌って踊って壊しまくる大迷惑エンタテインメント!『ブルース・ブラザース』

アメリカの番組『サタデー・ナイト・クラブ』内で人気コーナーだった『ブルース・ブラザース』のキャストとバンドをそのままに、ストーリーをつけて映画化したもの。

その破天荒な内容に加え、ブルース、R&B、ソウルなど各界の著名ミュージシャンがこぞって出演するという豪華さがみどころで、今でもファンは多い。

映画のジャンルとしては、コメディであり、アクションであり(頭のねじが一本外れたようなド派手なカーチェイスはまさに見もの)、ミュージカルであり、これまた贅沢な一本。

有名ミュージシャンたちにまぎれて、あのスティーヴン・スピルバーグ監督も出演。

音楽への愛にあふれた楽しい映画である。

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