『ターミネーター3』
2003年アメリカ
原題:Terminator 3: Rise of the Machines
監督:ジョナサン・モストウ
脚本:ジョン・ブランカート
マイケル・フェリス
原案:ジョン・ブランカート
マイケル・フェリス
テディ・サラフィアン
原作:ジェームズ・キャメロン
ゲイル・アン・ハード
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー
ニック・スタール
クレア・デインズ
クリスタナ・ローケン
デヴィッド・アンドリュース
『ターミネーター3』イントロダクション
未来は決まったものではない。
運命は自ら築いていくものだ。
ジョン・コナー(ニック・スタール)はそう信じていたかった。
やつら・・・人類の敵スカイネットは、生まれる前のジョンを抹殺しようとした。
ジョンが13歳の時、ふたたび刺客が現れた。
未来から来た機械、ターミネーター。
ジョンの母親サラ・コナーはずっと「荒らしがくる」と言い続けていた。
「審判の日」。
人間と機械との戦いの始まりの時だ。
30億人の命が一瞬で奪われ、ジョンは生き残った人類を率い、究極の勝利のために立ち上がる・・・はずだった。
だが事実は違った。
核爆弾は落ちず、コンピューターの暴走もなかった。
「審判の日」は、サラとジョンのコナー親子がとめたのだ。
危険は去ったはずだったが、ジョンの不安は消えなかった。
ジョンは俗世間を捨てた。
電話も、住所も持たず、誰もジョンを探し出せないようにした。
過去とのすべてのつながりを断ったのだ。
だがどんなに頑張っても、夢がジョンを苦しめた。
恐ろしい悪夢が。
ジョンは未来の重さに押しつぶされそうになっていた。
のぞまぬ未来だ。
ジョンは逃げ続けた。
できる限りの速さで、できるだけ遠くへ、行先の無い場所へ。
そのころ、ロサンゼルスの服飾店のショーウィンドーで、青い電光が発生、裸の女性(クリスタナ・ローケン)が出現した。
その女は近くを通りかかった女性を殺して服と車を奪うと、携帯電話からデータベースにアクセス、標的の抹殺に動き始めた・・・。
人類滅亡の危機は去っていなかった!新たに送り込まれた究極の女ターミネーターに立ち向かうのは?ハイパーSFアクション第3弾!『ターミネーター3』
前作『T2』の感動のラストから12年後に作られた第3弾。
1997年に起きるはずだった「審判の日」は回避され、ジョンは放浪の日々を過ごしていた。
しかし彼の前にかつてのターミネーターと同じ姿をしたT-850が現れ、そして新たなターミネーターT-Xがジョンの命を狙う。
監督はジェームズ・キャメロンからジョナサン・モストウへバトンタッチ。
シュワルツェネッガーが演じるのは、T-850型ターミネーター。
前作までのT-800からパワーアップし、セリフの量も格段に増えている。
敵役になるのは、T-X型ターミネーター。
なんと女性スタイル。
演じたのはクリスタナ・ローケン。
身長180センチのスーパーモデルである彼女が、しなやかな肉体で、シュワルツェネッガーと力強く渡り合う。
ヒロインは『HOMELAND』で二年連続ゴールデングローブ賞を受賞したクレア・デインズ。
いまや大女優と言っても過言ではない。
今後に続くシリーズのターニングポイントにもなったこの作品、また衝撃のラストを堪能してほしい。
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