映画評『山猫は眠らない7 狙撃手の血統』麻薬王捕獲指令で向ったコロンビアでブランドンが出会ったのは、引退したはずの父トーマス!

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『山猫は眠らない7 狙撃手の血統』
2017年アメリカ
原題:Sniper: Ultimate Kill
監督:クラウディオ・ファエ
脚本:クリス・ホーティ
音楽:フレデリック・ウィードマン
出演:チャド・マイケル・コリンズ
   トム・ベレンジャー
   ビリー・ゼイン
   ダナイ・ガルシア
   ジョー・ランドー
   アンドレス・フェリペ・カレーロ
   フアン・セバスティアン・カレーロ

『山猫は眠らない7 狙撃手の血統』イントロダクション

とある豪邸に、組織幹部が数台の車で乗り付ける。

何人もの部下に廻りを守られ、屋敷の中に入っていく幹部。

だが密かにその幹部を狙う謎の狙撃手がいた。

幹部は愛人とジャグジーで戯れていたが、そよ風で揺れるカーテンの隙を縫って、一発の銃弾が幹部の頭を吹き飛ばす。

アメリカ、バージニア州スプリングフィールド。

あるモーテルの一室で、一人の男が物思いに沈んでいた。

サイドテーブルの上には、海兵隊の帽子と、作戦任務前のスナップショットが数枚。

男は神経質に何度もライターをつけたり消したり、もてあそんでいるようだったが、おもむろに拳銃を取ると、自分の口の中に入れ引き金を引いた。

後日、その自殺した男の葬式が催される。

その参列者の中に、海兵隊の狙撃手ブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)とその上官のリチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)の姿があった。

自殺した海兵隊員はブランドンにも負けず劣らずの戦績を残したスナイパーで、ブランドンはいつか自分も、得も言われぬ感情に押しつぶされ、同じように死を選んでしまうのではないかと不安を抱いていた。

そんなブランドンにミラーが歩み寄り、自殺した海兵隊員が担当する予定だったコロンビア・ボゴタでの任務に就くよう命じる。

憂鬱で「やりませんから」と口では断るブランドンだったが、その足はボゴタに向かった。

ボゴタに到着したブランドンは国家警察本部に入る。

そこで今回の作戦概要を聞く。

作戦の指揮官は、ブランドンの父、トーマス・ベケット(トム・ベレンジャー)だった。

麻薬や武器の密売のみならず人身売買まで手掛ける犯罪組織のボス、モラレス(フアン・セバスティアン・カレーロ)を拘束、もしくは射殺すること、それが指示内容だった。

ブランドンは、3年かけてモラレスの動向を追ってきたという女性麻薬捜査官ケイト・エストラーダ(ダナイ・ガルシア)とコンビを組むことになったが、ケイトは気がはやっており、作戦の決行日を一日早めると言い出した・・・。

麻薬王捕獲指令で向ったコロンビアでブランドンが出会ったのは、引退したはずの父トーマス!『山猫は眠らない7 狙撃手の血統』

一発必中が信条であるスナイパーの活躍を描いた本格ミリタリーアクション『山猫は眠らない』シリーズもついに第7弾。

1993年の第一作から2020年公開の第8作まで、なんと27年にわたる人気シリーズ。

凄腕スナイパーのトーマスとブランドンの親子が、今回は作戦本部の指揮官と部下の関係でタッグを組む。

そこに第1作から彼らをサポートする盟友リチャード・ミラーも参戦。

シリーズを通して、初めて三人が揃い踏みする。

最強の布陣はスナイパー界のアベンジャーズといったところだ。

舞台はコロンビア。

麻薬カルテルのボスと極悪非道のスナイパーを相手に、迫力ある銃撃シーンを繰り広げる。

また、ミリタリー映画ならではの新兵器も登場する。

今回は、ターゲットを外さないレーザー誘導弾。

時代と共に進化を続ける『山猫』シリーズ、今回もサクッと楽しめる良作だ。

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