映画評『山猫は眠らない6 裏切りの銃撃』ジョージア激闘編!雪山を血に染め、狙撃チームが激闘を繰り広げる人気シリーズ第6弾!

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『山猫は眠らない6 裏切りの銃撃』
2016年アメリカ
原題:Sniper: Ghost Shooter
監督:ドン・マイケル・ポール
脚本:クリス・ホーティ
音楽:フレデリック・ウィードマン
出演:チャド・マイケル・コリンズ
   ビリー・ゼイン
   デニス・ヘイスバート
   ステファニー・ボクト
   ドミニク・マフハム
   イーノック・フロスト
   マイク・ストラウブ
   ジェイド・オググア
   プレシリアナ・エスパロリーニ
   ベリスラフ・パブロフ
   ナイジェル・バーバー

『山猫は眠らない6 裏切りの銃撃』イントロダクション

トルコ。

テロリストのボートが4艘、川を遡上している。

その様子を上空から監視するのは、JSOC(統合特殊作戦コマンド)のトルコ基地から発信したドローンだ。

テロリストたちは岸に上がると、オレンジ色の服を着たアメリカ人5人を無理やり降ろし、リーダー格のひとりが演説をぶち、その様子をビデオに収めさせていた。

現地では、離れたところから人質救出のための狙撃部隊がスコープを覗いて、タイミングを計っている。

その中に凄腕のスナイパー、ブランドン・ベケット(チャド・マイケル・コリンズ)がいた。

狙撃部隊を指揮するリチャード・ミラー(ビリー・ゼイン)はブランドンに発砲のタイミングを任せる。

ブランドンがスコープを覗いていると、テロリストは子供に大きなナイフを持たせ、人質のひとりを殺害させようとした。

人質を救うには撃つしかない。

ミラーが発砲を命令する。

だが、ブランドンは子供を撃てなかった。

ミラーは他の狙撃手に発砲を命じるが、外してしまう。

蟻の子を散らすようにテロリストたちは逃げていくなか、人質が一人殺されてしまった。

ブランドンたちを支援するヘリが2機、現地に到着し、テロ死ストたちを機銃掃射で殺戮していき、とどめはドローンからのミサイル攻撃。

作戦は終わった。

撤収するブランドンたちに、ミラーが声をかける。

「言い訳は?」

短くとがめるミラーに、「つぎは仕留めます」と吐き出すブランドン。

だがミラーは「この仕事に次はない。つねに一度きりだ。チャンスは一度だけ。いいな」

ブランドンはうなずいた・・・。

ジョージア激闘編!雪山を血に染め、狙撃チームが激闘を繰り広げる人気シリーズ第6弾!『山猫は眠らない6 裏切りの銃撃』

凄腕スナイパーを主人公にした本格戦争アクション『山猫は眠らない』シリーズの第6弾。

伝説の狙撃手トーマス・ベケットの才能を受け継ぐ息子ブランドンが主人公だ。

毎回世界のホットな紛争地を舞台に選ぶシリーズ、今作の舞台は、トルコおよびガスパイプラインを抱えるジョージア。

敵はイスラム過激派のテロリスト。

ガスパイプラインを守り抜くために二代目スナイパーに過酷なミッションが課せられる。

上空を飛び回り、味方のスナイパーたちを支援するはずのドローンからの情報が、テロリストたちにハッキング、利用され、スナイパーたちは窮地に陥ってしまう。

最初にそれに気付いたのはブランドンだったが、機密に絶対の信用を持つ上層部にはなかなか信じてもらえない。

そうするうちに再び仲間に犠牲者が出てしまう。

原野のほか、高山の白雪のなかでのスナイパー同士の激闘も見ものだ。

父親トーマスは一匹狼だったが、息子のブランドンは対照的に海兵隊の一員としてチームで動くことを基本としている。

また精神的にもブランドンはまだ戦士として未熟なところも、ドラマになって面白い。

ブランドンの成長も見どころの一つだ。

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