映画評『007/スカイフォール』ダニエル・クレイグのボンド第3弾!全英歴代No.1に輝いた究極のスパイ・アクション!

カチンコ 映画評
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『007/スカイフォール』
2012年イギリス・アメリカ
原題:Skyfall
監督:サム・メンデス
脚本:ニール・パーヴィス
   ロバート・ウェイド
   ジョン・ローガン
原作:イアン・フレミング
音楽:トーマス・ニューマン
出演:ダニエル・クレイグ
   ジュディ・デンチ
   ハビエル・バルデム
   レイフ・ファインズ
   ナオミ・ハリス
   ベレニス・マーロウ
   ベン・ウィショー
   ロリー・キニア
   オーラ・ラパス
   アルバート・フィニー
   

『007/スカイフォール』イントロダクション

トルコ。

MI6に所属するエージェント007ことジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、新人女性エージェントのイヴ(ナオミ・ハリス)と共に一人の男を追っていた。

その男フランス人傭兵パトリス(オーラ・ラパス)は、各国のテロ組織に潜入しているすべてのNATOの工作員の情報がおさめられたハードディスクを奪い逃走していた。

激しい追跡で、ボンドは貨物列車の上でパトリスと揉みあいになる。

遠方から狙撃で支援しようとするイヴだが、ボンドにあたってしまいそうで撃てない。

まもなく列車はトンネルに入り、イヴの行く手は道路が途切れている。

「はやく撃つのよ!」

強く命令したのはMI6のボス、M(ジュディ・デンチ)だった。

イヴはライフルの引き金を引く。

弾はパトリスには当たらず、ボンドの胸に直撃。

ボンドは鉄橋からはるか下を流れる川に落下、その体は奔流に飲まれていった。

数か月後、MI6ではボンドを死亡認定。

Mは口には出さないが、ボンドを失った痛みに顔をしかめる。

さらにはMは情報漏えいの責任を問われて引退を勧められる。

それを拒否するMだったが、直後、Mのコンピューターに何者かがハッキングをかけ、さらにはMI6本部が爆破されるという事件が起き、6名の職員が死亡、その他大勢の負傷者が発生した。

そのニュースを、人知れぬ土地で密かに過ごしていたボンドが目にする。

ボンドは古巣ロンドンに舞い戻り、エージェント007として職務復帰をMに申し出る・・・。

ダニエル・クレイグのボンド第3弾!全英歴代No.1に輝いた究極のスパイ・アクション!『007/スカイフォール』

『007/スカイフォール』は、公開後やくひと月ちょっとでイギリス国内の累計興行収入がそれまでの歴代1位であった『アバター』を超え、イギリス歴代興行収入1位となった、シリーズ究極のスパイ・アクション映画である。

また全米でも歴代007シリーズの記録を塗り替え歴代1位の成績となった。

ダニエル・クレイグのボンド第3弾となる本作では、上司であるMとの得も言われぬ固い絆が描かれることとなる。

Mは自分の指示ミスからボンドを一度失うことになるが、ボンドは実は生きており、職場復帰を希望する。

復帰にあたりボンドは再テストを受けることになる。

Mはボンドの復帰を認めるが、実はテストにはパスしていなかった。

そしてボンドの苦闘が始まるが、やがて敵の目標はMの命であることが判明、ボンドはかつて自分を見捨てた上司Mを守るために戦う。

口では非情な鉄の女を演じるMだが、その行動はボンドを信頼するものであり、ボンドも、どこかMに反発しながらも、彼女のために命を懸ける、男女の仲とも違う上司と部下の固い絆がこの作品では描かれることになる。

そして衝撃のラスト、その絆の行方は・・・。

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