映画評『シルバラード』スターウォーズやインディ・ジョーンズの脚本を手がけたローレンス・カスダンが手掛けた西部劇

馬の鞍 映画評
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『シルバラード』
1985年アメリカ
原題:Silverado
監督:ローレンス・カスダン
脚本:ローレンス・カスダン
   マーク・カスダン
音楽:ブルース・ブロートン
出演:ケヴィン・クライン
   スコット・グレン
   ケビン・コスナー
   ダニー・グローヴァ―
   ブライアン・デネヒー
   ロザンナ・アークエット
   ジョン・クリーズ
   ジェフ・ゴールドブラム
   リンダ・ハント
   ジョー・セネカ
   レイ・ベイカー
   トーマス・ウィルソン・ブラウン
   ジェフ・フェイヒー
   リン・ウィットフィールド
   アマンダ・ワイス
   リチャード・ジェンキンス
   ジェームズ・ギャモン
   ペペ・セルナ
   ブライアン・ジェームズ

『シルバラード』イントロダクション

真っ暗な小屋のなか、一人の男・・・エメット(スコット・グレン)が緊張した面持ちで銃を構えている。

突然、小屋の外からの銃撃を受けるエメットは、激しい銃撃戦の末、小屋の外の敵を撃退し、小屋の外に出る。

そこには広大な西部の荒野が広がっていた。

エメットはこの西部開拓時代のアメリカで、銃の腕を頼りにひとり旅をしていた。

その旅の途中、砂漠を通るエメットは、砂上に下着姿で倒れている男ペイドン(ケヴィン・クライン)を助ける。

ペイドンは、かつてはならず者の一味だったが、仲間に裏切られ、身ぐるみはがされたのだという。

姉が住んでいる町シルバラードに向かうエメットに、ペイドンも同行することにした。

途中立ち寄った町で、ペイドンは裏切り者のひとりを見つけて射殺し、そして偶然かつての仲間だったコッブ(ブライアン・デネヒー)と再会する。

コッブは新たな儲け話をペイドンに持ち掛けるが、もはやならず者から足を洗いたいペイドンはそれを断り、エメットと旅を続ける。

旅の途中、ターリーの町に立ち寄ったエメットとペイドンは、町の居酒屋で食事中に、店主とトラブルになっていた黒人ガンマンのマル(ダニー・グローヴァ―)を助けるが、そこに駆けつけた保安官ラングストン(ジョン・クリーズ)から、エメットの弟ジェイク(ケビン・コスナー)が逮捕されていると聞く。

ジェイクは女がらみのトラブルを起こしたため捕まっており、まもなく縛り首にされようとしていた。

エメットはジェイクを助けようとするが、またもや裏切り者を見つけたペイドンはその裏切り者を射殺、そのため逮捕されてしまう。

ペイドンはジェイクと同じ牢屋に放り込まれるが、二人は協力して脱出に成功、エメットと合流して逃亡するが、すぐさまラングストンは追跡隊を率いて追ってきた。

三人は危機に陥るが、そこを救ったのは、あの黒人のガンマン、マルだった。

こうして4人はシルバラードへの旅を続ける・・・。

スターウォーズやインディ・ジョーンズの脚本を手がけたローレンス・カスダンが手掛けた西部劇『シルバラード』

西部開拓時代のアメリカを舞台に、それぞれの事情を抱え、西部の街シルバラードに終結した4人のガンマンが、街を牛耳る悪党一味との戦いに挑む姿を描いた痛快アクション西部劇。

脚本・監督をつとめたローレンス・カスダンは、『スターウォーズ』や『インディ・ジョーンズ』の脚本も手がけた名手。

若き日のケビン・コスナーをはじめ、豪華なキャストがそろい踏みで画面を彩る。

王道の西部劇だが、二転三転するストーリー展開は飽きさせる隙を与えず、見ごたえがある。

4人のガンマンそれぞれに特徴がしっかりあり、「外国人は見分けられないよ~」という人にも安心。

そのへんはローレンス・カスダンの腕が光るところだ。

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