『エージェント:ライアン』
2014年アメリカ
原題:Jack Ryan: Shadow Recruit
監督:ケネス・ブラナー
脚本:アダム・コーザッド
デヴィッド・コープ
原作:トム・クランシー
音楽:パトリック・ドイル
出演:クリス・パイン
キーラ・ナイトレイ
ケビン・コスナー
ケネス・ブラナー
アウレック・アットゴフ
ペーター・アンデション
ノンソー・アノジー
コルム・フィオール
ジェンマ・チャン
デヴィッド・ペイマー
カレン・デヴィッド
ミハイル・バリシニコフ
『エージェント:ライアン』イントロダクション
のどかなロンドンの公園の昼下がり。
留学生のジャック・ライアン(クリス・パイン)は公園のベンチで居眠りをしている。
目を覚まして学校に戻ると、学生たちが騒がしい。
「何があったんだ」
「テレビを見てみろよ」
ジャックはそこに、煙を上げるツインタワーを目撃する。
9月11日のことだった。
これがきっかけで、ジャックはアメリカ海兵隊に入隊する。
アフガニスタンの雪山の上空を飛ぶヘリコプターに、ジャックは仲間たちと載っていた。
仲間のひとりに、海兵地に志願した理由を聞かれると、
「愛国心だ」
と答えるジャック。
仲間たちは彼の若さを喜ぶ。
まもなく基地に着く。
任務はこれで終わりだ・・・とその矢先である。
ジャックの乗るヘリコプターにロケット・ランチャーが撃ちこまれた。
ヘリコプターは墜落し、ジャックたちは大けがを負った。
脊髄圧迫と神経根損傷という重傷を負いながらも、ジャックは2名の仲間を救う。
大けがを負ったジャックだったが、どうにか自分で立ち上がれるまで回復する。
そんなかたわらには医学生のキャシー・ミュラー(キーラ・ナイトレイ)が寄り添っていた。
病院でリハビリにいそしむジャックを見つめるある男がいた。
それは元海軍中佐、現CIAのトマス・ハーパー(ケビン・コスナー)。
そして10年後。
ジャックは表向きはウォール街の会社で働きながら、密かにCIAのためにテロリストの資金の流れを追う仕事をしていた・・・。
天才分析官ジャック・ライアンが突き止めたのは史上最悪の経済テロ計画!若きライアンの激闘を描く次世代スパイアクション!『エージェント:ライアン』
物語の成功に欠かせない要素が一つあるとすれば、それは魅力ある主人公の存在だ。
トム・クランシーのベストセラー・シリーズのジャック・ライアンもその一人。
アメリカ海兵隊出身でCIAの情報分析官・・・国家の危機を救ってきたヒーローだ。
ハリソン・フォードやベン・アフレックを主演に、数々映画化されてきた。
今回は、スタートレックのリブート・シリーズで人気となったクリス・パインが4代目ジャック・ライアンに抜擢された。
そして、ケビン・コスナーが、ジャックの運命を変える上司ハーパー役を演じる。
ケビン・コスナーは『アンタッチャブル』では若き捜査官を演じ、ショーン・コネリー演じる老警官から導かれる役どころだった。
それから30年たち、今度は若者を導く役としてその立場も変わっている。
俳優生活の面白さを感じる。
悪役には、イギリスの名優ケネス・ブラナー。
アメリカ経済を崩壊させようとたくらむロシアの大富豪役。
ブラナーはこの映画の監督も兼ねている。
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