映画評『バイオハザード』巨大地下施設を埋め尽くすアンデッドの群れと、記憶を失った美女アリスの壮絶バトル!超人気ゲームから誕生したサバイバル・アクション第1弾!

怪しい家 映画評
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『バイオハザード』
2002年アメリカ
原題:Resident Evil
監督:ポール・W・S・アンダーソン
脚本:ポール・W・S・アンダーソン
原作:カプコン『バイオハザード』
音楽:マリリン・マンソン
   マルコ・ベルトラミ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
   エリック・メビウス
   ハイケ・マカチュ
   ジェームズ・ピュアフォイ
   コリン・サーモン
   ミシェル・ロドリゲス
   マーティン・クルーズ
   パスクエール・アリアルディ
   ミカエラ・ディッカー
   ジェイソン・アイザックス
   

『バイオハザード』イントロダクション

21世紀初頭、アンブレラ・コーポレーションは、アメリカで最大の企業になった。

一般家庭の10軒に9軒は同社の製品を所有し、政治的および経済的影響力も非常に大きい。

表向きは、コンピューター・テクノロジー、医薬品、ヘルスケアの分野における、世界でトップクラスの企業であるが、軍事技術の開発や、遺伝子実験、生物兵器の研究により、多大な利益を上げていたことは、社員にも秘密とされていた。

ある日、アメリカ合衆国ラクーンシティ郊外に位置するアンブレラ・コーポレーションの地下極秘研究所「ハイブ」でのこと。

何者かの手により、研究中の生物兵器T-ウイルスが入った容器が、故意に破壊され、ウイルスが施設全域へ漏洩するバイオハザードが発生した。

空調設備を通じて所員全体がウイルスに感染してしまい、ハイブのメインコンピューター「レッド・クイーン」は外部へのウイルス漏出を防ぐため、所内の各区画を封鎖、消火剤であるハロンガスやスプリンクラーの水を大量に散布し、500名を超える全所員を死亡させた。

この事態を知ったアンブレラ本社は、この出来事をレッド・クイーンの故障と判断し、レッド・クイーンをシャットダウンさせるため自社の特殊部隊を現地に派遣した。

アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、ふとシャワー室で目を覚ます。

全裸であることからシャワーを浴びている途中で気を失ったようだが、自分が何者なのか、ここがどこなのか、思い出せない。

ベッドに用意してあった服を着て、屋敷を彷徨うアリス。

ある広間に出たところで、突然一人の男・・・マット(エリック・メビウス)に抑え込まれる。

と、そこへ武装した特殊部隊の集団が乗り込んできた。

特殊部隊の隊長ワン(コリン・サーモン)は、アリスが部隊の一員であり、この屋敷・・・ハイブの秘密の入り口の警備任務に就いていたことを告げる。

ハイブ内のバイオハザードで、防衛システムに連動して屋敷に散布された神経ガスの副作用で、アリスは一時的な記憶喪失になっていたのだった。

アリスと同時に拘束されたマットは、先日近くの街に着任した警官だと名乗るが、データベースにはその情報がなかった・・・。


巨大地下施設を埋め尽くすアンデッドの群れと、記憶を失った美女アリスの壮絶バトル!超人気ゲームから誕生したサバイバル・アクション第1弾!『バイオハザード』

1980年代に本格的に登場し、いまやエンターテイメント業界の一角を占める家庭用ゲームの世界。

人気作品は必ず映画化されている。

『バイオハザード』は、1996年に発売されて以来、サバイバル・ホラーを売りに全世界で大ヒットしたゲームだ。

そして2002年、待望の映画化となる。

コンセプトを、ホラーからアクションへ振り切ったことで、大成功を収める。

ゲームをやったことがない視聴者でも楽しめる映画だ。

シリーズはなんと6作製作された完全な「勝ち組」映画。

シリーズ成功の立役者は、なんといっても主演のミラ・ジョヴォヴィッチ。

突き抜けた美貌とスタイル、華麗なファイトでいまや世界を代表するアクション・スターとなっている。

監督は『モータル・コンバット』のポール・W・S・アンダーソン。

シリーズを通してミラとは公私ともにパートナーとなった。

最新作『モンスターハンター』でももちろんタッグを組んでいる。


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