映画評『レモ/第1の挑戦』大統領直属の暗殺者レモ・ウィリアムズ誕生!秘術シナンジュを習得し、己の肉体を武器に裁けぬ巨悪に挑む!

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『レモ/第1の挑戦』
1985年アメリカ
原題:Remo Williams: The Adventure Begins
監督:ガイ・ハミルトン
脚本:クリストファー・ウッド
原作:リチャード・サピア
   ウォーレン・マーフィー「デストロイヤー」
音楽:クレイザ・サファン
出演:フレッド・ウィード
   ジョエル・グレイ
   ケイト・マルグルー
   ウィルフォード・プリムリー
   J・A・プレストン
   チャールズ・シオフィ
   ジョージ・コー
   マイケル・パタキ
   パトリック・キルパトリック
   ウィリアム・ヒッキー
   レジナルド・ヴェルジョンソン
   ジョン・ポリト

『レモ/第1の挑戦』イントロダクション

ニューヨークのある夜。

パトカーで巡回中のサムは、サボりの途中、眼前で白人二人が一人の黒人を追いかけている現場に遭遇する。

サムはすぐにパトカーを降り、その白人二人を取り押さえようとするが、助けたはずの黒人に後ろから廃材で殴られる。

じつは3人はグルだったのだ。

サムと3人は激しく格闘となる。

健闘むなしく、サムはたおされ、パトカーに押し込まれ、川に落とされてしまう。

そしてニューヨーク市警では、サムの葬儀が執り行われた。

サムの上司により、弔辞がとうとうと読み上げられる。

サムの同僚たちの悲しみの顔が並ぶ、少し離れたところで、その葬儀の様子を見つめるフロックコートの黒人男性マクレリー(J・A・プレンストン)の姿があった。

マクレリーはしばらくすると、何も言わずにその場を立ち去った。

サム(フレッド・ウォード)は目を覚ました。

見慣れぬ病院の一室だった。

看護婦がサムの顔の髭をそっていた。

鏡を見ると、そこには見知らぬ顔が映っていた。

そこに現れるマクレリー。

マクレリーによると、サムはある重要な任務のために抜擢され、顔を整形手術されたのだという。

そして新しい名前「レモ・ウィリアムズ」を与えられる。

マクレリーはサム・・・レモをある場所に案内する。

そこにはハロルド・スミス(ウィルフォード・プリムリー)という大統領直属の機関で働く男がいた。

ハロルドとマクレリーは、この秘密機関で法律の手の届かない巨大な悪を密かに抹殺するために働いており、レモはそのために選ばれた3人目の男だった・・・。


大統領直属の暗殺者レモ・ウィリアムズ誕生!秘術シナンジュを習得し、己の肉体を武器に裁けぬ巨悪に挑む!『レモ/第1の挑戦』

ジェームズ・ボンド、ジャック・リーチャー、ジャック・ライアン。

小説のヒーローを映画化し、人気を博したシリーズは多々ある。

この作品は、1970年代の人気アクション小説『デストロイヤー』を映画化したもの。

日本では当時、『殺人機械』シリーズとして書店によく並んでいた。

監督は、『007/ゴールドフィンガー』をはじめ、『ダイヤモンドは永遠に』、『死ぬのは奴らだ』、『黄金銃を持つ男』など007シリーズを数多く手がけた名匠ガイ・ハミルトン。

主演には、現在、渋いバイプレイヤーとして活躍しているフレッド・ウォードが抜擢された。

また、レモの師匠チュン役には、オスカー俳優でミュージカル・スターのジョエル・グレイ。

弾丸を避け、水の上を走る謎の武術シナンジュの使い手を演じている。

さて、この作品。

レモに第2の挑戦はあったのか?

まあ、そんなことは深く考えず、気軽に楽しんでほしい。


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