映画評『ランボー3/怒りのアフガン』トラウトマン大佐が囚われた!新たな戦場でランボーはソ連軍最強師団に戦いを挑む!1人対15万人の大激闘!

夕日 映画評
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『ランボー3/怒りのアフガン』
1988年アメリカ
原題:Rambo III
監督:ピーター・マクドナルド
脚本:シルヴェスター・スタローン
   シェルドン・レティック
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
出演:シルヴェスター・スタローン
   リチャード・クレンナ
   カートウッド・スミス
   マーク・ド・ジョング
   スピロス・フォーカス
   サッソン・ガーベイ
   ドウデイ・ショウ
   マームド・アサドラル
   ジョセフ・シアグ
   シャビー・ベン・アロヤ
   ハロルド・ダイアモンド

『ランボー3/怒りのアフガン』イントロダクション

ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)は戦いに疲れていた。

その心の傷をいやすべく、タイ・バンコクの地で暮らしていた。

日々、寺院の修理を手伝いながら、ときおりストリートファイトで稼ぎ寺院に寄付する、そんな暮らしだった。

そこに、アメリカ国務省から、かつてベトナム戦争でランボーの上官だったトラウトマン大佐(リチャード・クレンナ)がアメリカ国務省のグリッグス(カートウッド・スミス)を伴って現れる。

トラウトマンは、ソ連軍による残虐行為が横行するアフガニスタンの現地調査の任務を帯びていた。

アフガニスタンでは200万人以上の市民が侵攻してきたソ連により虐殺されていたのだ。

アフガンのゲリラたちもようやくミサイル等で対抗しているが、国境から離れた一部地域では、いまだにソ連の支配体制が続き、攻撃を受けている。

外部からの情報もたたれており、グリックスはトラウトマンと共に、ランボーに現地調査に加わってほしいと依頼する。

だが、ランボーは「もう俺の戦争は終わっている」と、それを断った。

後日、ランボーを欠いたトラウトマンの調査隊がソ連軍に襲撃をうけ、トラウトマンはソ連軍基地に連行され、監禁される。

ランボーのもとに再び現れたグリックスはそれをランボーに伝えに来た。

今回の作戦は秘密裏に行われたものだったため、表立って軍を動かすことができす、救出には人を割けないというのだった。

それを聞いたランボーは、すぐさまトラウトマン救出に向かうことを決める。

グリックスは重ねて、作戦は非公式なものなので応援は望めないと忠告するが、ランボーの決意は固かった。

ランボーはグリックスの紹介で、国境に近いパキスタンの町・ペシャワールを訪れ、情報屋モーサ・ガニ(サッソン・ガーベイ)と合流する・・・。



トラウトマン少佐が囚われた!新たな戦場でランボーはソ連軍最強師団に戦いを挑む!1人対15万人の大激闘!『ランボー3/怒りのアフガン』

大ヒットシリーズ第3弾。

制作費から、使用する銃火器の本物志向まで、さらにパワーアップした戦争アクション大作。

今回の舞台は、ソ連が侵攻した時代のアフガニスタン。

ランボーの恩師であるトラウトマン大佐が囚われ、救出するためにアフガニスタンに潜入、現地のゲリラ・ムジャーヒディーンと共に戦う。

現実世界ではその後、そのソ連も解体し、アメリカとアフガニスタンの関係も変わるなど、歴史を振り返るうえでも興味ある一本として楽しめる。

そして、このランボーシリーズを大人気へと導いたのが製作会社であるカロルコ・ピクチャーズの存在だ。

「ランボー」のほかにも、『ターミネーター2』や『トータル・リコール』、『氷の微笑』など、バブル期を中心に大ヒット映画を次々に生み出した。

残念ながら、今は無くなってしまったが、ハリウッド史に残る映画会社だった。



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