映画評『オーシャンズ12』前作に引き続きスティーブン・ソダーバーグが監督をつとめ、超豪華キャストにキャサリン・ゼタ=ジョーンズが加わった痛快犯罪映画!

カチンコ 映画評
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『オーシャンズ12』
2004年アメリカ
原題:Ocean’s Twelve
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:ジョージ・ノルフィ
音楽:デヴィッド・ホームズ
出演:ジョージ・クルーニー
   ブラッド・ピット
   マット・デイモン
   ドン・チードル
   ケイシー・アフレック
   スコット・カーン
   シャオボー・チン
   バーニーマック
   エディ・ジェイミソン
   エリオット・グールド
   カール・ライナー
   ジュリア・ロバーツ
   ヴァンサン・カッセル
   キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
   アンディ・ガルシア
   ブルース・ウィリス

『オーシャンズ12』イントロダクション

ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)とその仲間たちが、カジノ富豪のテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)から1億6千万ドルの大金を盗む出すことに成功してから、約3年がたった。

ダニーはテス(ジュリア・ロバーツ)とのよりを戻し、再婚して幸せな暮らしを送っており、ダニーの相棒ラスティ(ブラッド・ピット)はホテル業界に参入するなど、各々が自由気ままな生活を送っていた。

だがその暮らしも終わりを迎える日がくる。

突如、オーシャンズのひとりひとりの前に、ベネディクトが現れ、盗んだ1億6千万ドルに利子をつけ、しかも2週間以内に返済するよう迫った。

逃げられない、と観念したダニーたちは集合し、使ってしまった金や利子、計9700万ドルを埋めるため、再び仕事をすることを決める。

だが、ソール・ブルーム(カール・ライナー)は、金は全部使って死ぬと言い、今度の計画への参加を拒否して去って行ってしまった。

また、アメリカではもう大金を稼ぐ仕事が難しくなってしまっており、オーシャンたちは舞台をオランダのアムステルダムに映すことにした。

アムステルダムにやってきたダニーたち。

ホテル・ピューリッツァーを拠点として、現地の情報屋でロシア人のマツイ(ロビー・コルトレーン)から情報を仕入れる。

急ぎ金が入り用だというダニーらに対し、マツイはヴァウダーの有価証券を狙うことを勧める。

それは世界最古の証券で、厳重なセキュリティに守られた邸宅にあった。

ダニーたちは4日をかけ、ついにセキュリティを破り、金庫を開ける。

が、そこにあったのは黒い狐の置物と、ダニーらへの挑戦を告げる謎の男の音声ファイルだった。

その男こそが、ナイト・フォックスとして犯罪界では名高い大泥棒であり、ベネディクトにダニーらの情報を撃った人物でもあった。

ダニーたちに残された時間は1週間を切ろうとしていた。

そこにユーロ警察の敏腕捜査官でラスティの元恋人でもあったイザベル・ラヒリ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が絡み、事態はあらぬ方向へ・・・。

前作に引き続きスティーブン・ソダーバーグが監督をつとめ、超豪華キャストにキャサリン・ゼタ=ジョーンズが加わった痛快犯罪映画!『オーシャンズ12』

今回は舞台をアメリカから、アムステルダムを中心としたヨーロッパに移し、「世界一の泥棒」ナイト・フォックスと丁々発止の泥棒合戦を繰り広げる。

前回の豪華な顔ぶれの11人に、今度は12人目としてダニー・オーシャンの妻であるテス(ジュリア・ロバーツ)が参加することに。

豪華俳優陣を使った遊び心も満載で、このテスが「ジュリア・ロバーツに似ているよな」ということで、ジュリア・ロバーツのふりをさせられるのだ。

のみならず、ブルース・ウィリスが本人役として、このテスが変装したジュリア・ロバーツ(ああ、ややこしい)に絡むという、爆笑もののシーケンスが用意されている。

またラスティ(ブラッド・ピット)の元恋人でユーロ警察敏腕警察官イザベラ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)により、オーシャンズの面々が次々に逮捕されていってしまい、さて、ストーリーはどう展開していくのか?

今回も最後まで息が抜けない痛快犯罪映画に仕上がっている。

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