映画評『オーシャンズ11』ラスベガスを舞台に、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットはじめ超豪華スター共演で贈るサスペンス・アクション!

ポップコーン 映画評
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『オーシャンズ11』
2001年アメリカ
原題:Ocean’s Eleven
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:テッド・グリフィン
音楽:デヴィッド・ホルムズ
出演:ジョージ・クルーニー
   ブラッド・ピット
   バーニー・マック
   エリオット・グールド
   ドン・チードル
   ケイシー・アフレック
   スコット・カーン
   シャオポー・チン
   エディ・ジェイミソン
   カール・ライナー
   マット・デイモン
   アンディ・ガルシア
   ジュリア・ロバーツ

『オーシャンズ11』イントロダクション

ニュージャージー州、ノース・ジャージー州刑務所からダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)が4年の服役期間を経て仮出所してくる。

彼はもともと凄腕の泥棒であり、詐欺師であった。

仮釈放の規則では、州を越えての移動は禁止されていたが、ダニーはすぐにそれを破ってロサンゼルスに行き、相棒のラスティ・ライアン(ブラッド・ピット)と再会する。

ジャリタレ相手にカードゲームのレクチャーをして退屈していたライアンに、ダニーはかねてより計画していた新しい盗みの計画を打ち明ける。

それはラスベガスの3大カジノ「ベラージオ」「ミラージュ」「MGM」の金が集まる巨大地下金庫からの現金強奪計画だった。

計画を聞いたライアンは、実行には少なくとも11人、いや12人が必要だという。

さっそく二人はラスベガスに向かった。

まずは旧友で資産家、カジノホテル経営者であるルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド)に話を持ち掛ける。

カジノの高度なセキュリティシステムをよく知っているティシュコフは、参加を渋るものの、今度の目的のカジノが彼のカジノ運営のライバルであるテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)の運営しているものだと知った時、計画への参加に同意した。

さらにダニーとライアンのメンバー集めは進む。

そして、ラスベガスでディーラーをしており二人の昔なじみのフランク・キャットン(バーニー・マック)、爆発物の専門家バシャー・ター(ドン・チードル)、メカニックの腕は超一流のモロイ兄弟(ケイシー・アフレック、スコット・カーン)、電気通信のスペシャリストであるリヴィングストン・デル(エディ・ジェイミソン)、雑技団で一流の業師のイエン(シャオポー・チン)、往年の名詐欺師ソール・ブルーム(カール・ライナー)、伝説的な泥棒ボビー・コールドウェルの息子でまだ駆け出しだが「黄金の指を持つスリ」ライナス・コールドウェル(マット・デイモン)、これら11人の男たちがが集結した・・・!

ラスベガスを舞台に、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットはじめ超豪華スター共演で贈るサスペンス・アクション!『オーシャンズ11』

もともと1960年にフランク・シナトラが主演を務めた『オーシャンと十一人の仲間』という犯罪映画のリメイク作。

これにジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、アンディ・ガルシアほか、ハリウッドを代表する超豪華俳優陣が出演、監督は『セックスと嘘とビデオテープ』(1989年)のスティーブン・ソダーバーグがメガホンを取った。

ストーリーはシンプルで、テンポよく話は進み、出演陣の豪華さに比例して演出はクールかつスタイリッシュ。

カジノと強盗団との知恵比べはエンターテイメントとして見ていて気持ちが良い。

現在進行形で進む地下金庫への侵入と脱出のトリックはよくできたケイパー映画(強盗映画・犯罪映画)だ。

けして深い哲学的テーマや主人公の葛藤などなく、ポップコーンやポテトチップス片手に、家のソファで何も考えずに楽しめる産業映画になっている。

制作費・約8,500万ドルに対し、全世界での興行収入4億5,000万ドルと大ヒットを飛ばし、『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』と続編が製作されることとなる。

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