『ネバーセイ・ネバーアゲイン』
1983年イギリス・アメリカ
原題:Never Say Never Again
監督:アーヴィン・カーシュナー
原作:ケヴィン・マクローリー
ジャック・ウィッテンガム
イアン・フレミング
脚本:ロレンツォ・センプル・ジュニア
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:ショーン・コネリー
キム・ベイシンガー
『ネバーセイ・ネバーアゲイン』イントロダクション
世界はいまだアメリカとソ連の冷戦真っ只中にあった。
とある密林内の基地に、ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)が潜入活動を行っていた。
次々と敵を倒し、建物内にもぐりこむことに成功、そこに囚われていた美女の救出に成功したかに見えたが、その美女にボンドはナイフで胸を一突きされてしまう・・・。
それはボンドの007復帰のための二週間に及ぶトレーニングの一環だった。
新たに着任したM(エドワード・フォックス)に、赤い肉と白いパン、マティーニで怠惰になった身体を鍛えなおすよう命じられる。
イギリス情報局の本部から斡旋されたロンドン郊外のシュラブランド療養所で、ボンドは偶然スペクターの女殺し屋ファティマ(バーバラ・カレラ)、アメリカ空軍所属のジャック・ペタチ大尉(ギャヴァン・オハーリー)の姿を目にする。
ジャックはスペクターの手により、右目の角膜移植手術を受け、アメリカ大統領にすり替わる計画だった。
ファティマはスペクターNo.1の命を受け、手術直後のジャックの手厚い看護を行っていたのだった。
同時にジャックに特殊訓練を施すファティマ。
それを目撃してしまったボンドは、ウェイト・トレーニング中に謎の男に命を狙われる。
辛くも男を撃退したボンドは、早々に本部に呼び戻され、騒動をもみ消すのに苦労したとMから小言を食らう。
数日後、スワッドリー空軍司令部。
ジャックはダミーの核弾頭を運搬する演習に紛れ込み、本物の核弾頭搭載巡航ミサイル2基を盗むことに成功する。
直後、ジャックはファティマによって暗殺される。
スペクターは盗んだ核弾頭を使ってNATO議会に身代金を要求してきた。
この事件を解決するため、00ナンバーに召集がかかった・・・!
これで最後のコネリー・ボンド!007番外編!『ネバーセイ・ネバーアゲイン』
12年ぶりにショーン・コネリーがジェームズ・ボンドを演じた、007シリーズの番外編。
『007/サンダーボール作戦』のリメイク、とされているが、ストーリーは子と孫くらいの違いがある。
見どころはなんといってもショーン・コネリーの貫録あるジェームズ・ボンドっぷりだろう。
頭は薄くなってしまったけれど、相変わらず胸毛はもじゃもじゃ、不敵ににやりと笑うそのまなざしは、往年のファンがまごうことなきジェームズ・ボンドの姿。
この映画は版権の関係で007のタイトルにはカウントされていない。
オープニングでの銃口から覗く007がこちらに向かって銃を撃つ「ガンバレル・シークエンス」はないし、タイトルにも「007」は付かないし、あの印象的な007のテーマ曲も流れてこない。
だがそれ以外は、007シリーズのあらゆるパーツがそろっている、本家にも負けず劣らずの番外編と言えるものだ。
この映画が公開された1983年は実は、本家の007映画も公開されている。
ジョン・グレン監督の『007/オクトパシー』(シリーズ13作目)だ。
『オクトパシー』での007は3代目ジェームズ・ボンド、ロジャー・ムーアが務めている。
興行成績で『オクトパシー』が世界2位、本作『ネバーセイ・ネバーアゲイン』は4位と、2本の007作品が上位を占め、007の人気をうかがわせる。
コメント
ショーン・コネリーは幸せな夢を見ながら涎で溺死したか介護に疲れた家族に窒息死させられたんだろうな
駄洒落と曲解で“勝った方と立場をすり替える”ことで盗作するような惨めなホモのゴキブリAI上級国民は糞を黄金扱いして食糞してる糞虫の集団でしかないからジェームズ・ボンドみたいなスパイ如きがどうあがいたところで経済のバブルが崩壊することに変わりないし業界のムーンレイカーが“最後まで残ったピエロが嘲笑した時にはもう誰もいなくて札束が役に立たなかった”って茶番劇をやってるせいでどこの国も最終的には“糞を抱いて憤死”する破目になるだろうから何も知らない正義の味方みたいに“理想を抱いて溺死”出来ただけマシだったんじゃないの