映画評『エンド・オブ・キングダム』ホワイトハウスの次はロンドン陥落! 人気アクション・シリーズ第2弾!

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『エンド・オブ・キングダム』
2016年アメリカ
原題:London Has Fallen
監督:ババク・ナジャフィ
脚本:クレイトン・ローテンベルガー
   カトリン・ベネディクト
   クリスチャン・グーデガスト
   チャド・セント・ジョン
音楽:トレヴァー・モリス
出演:ジェラルド・バトラー
   アーロン・エッカート
   モーガン・フリーマン
   アンジェラ・バセット

『エンド・オブ・キングダム』イントロダクション

2年前・・・。

アメリカ合衆国は、世界各地でテロを扇動する武器商人アミール・バルカウィ(アロン・モニ・アブトゥブール)に対してドローン攻撃を行った。

その攻撃でアミールは生き残ったが、彼の家族は死亡、アミールはアメリカへの復讐を誓う。

そして現在。

ベンジャミン・アッシャー大統領(アーロン・エッカート)のシークレットサービスであるマイク・バニング(ジェラルド・バトラー)は、まもなく子供を産む妻リア(ラダ・ミッチェル)との幸せな生活を送る一方、危険にさらされる現在の職を辞めようと悩んでいた。

そのおり、イギリス首相が手術に伴う合併症で急逝したとの報がホワイトハウスに入る。

ロンドンでは大々的に葬儀が行われることになり、アメリカ大統領はじめ、主要各国首脳がイギリスへ向かう。

アッシャー大統領はシークレットサービスのマイク、シークレットサービス長官のリン・ジェイコブズ(アンジェラ・バセット)を伴い、ヘリでロンドンへ渡った。

蟻も漏らさぬような厳重な警戒態勢が敷かれたロンドンだったが、各国の警備体制はまちまち、足並みは決してそろっているとは言えなかった。

そして最悪の時間が始まる。

葬儀会場のセント・ポール大聖堂に向かっていたカナダ首相の乗った車が爆破された。

それをきっかけとしてほかの国の首相たちも、一斉に襲われる。

バルカウィの手下が警官や救援隊、王宮の近衛兵に多数紛れ込み、民間人を巻き込みながら攻撃を開始した。

橋は落とされ、セント・ポール大聖堂も爆破される。

アッシャー大統領も攻撃を受けるが、マイクたちが応戦しつつ車で逃走、激しい銃撃戦を潜り抜けると、大統領専用ヘリコプターで飛び立つ。

しかし今度はビルの屋上に配置されたテロリストが、スティンガーミサイルで攻撃を仕掛けてきた。

2機の僚機は撃墜され、ついに大統領の乗ったヘリにもミサイルが着弾した・・・。

ホワイトハウスの次はロンドン陥落! 人気アクション・シリーズ第2弾!『エンド・オブ・キングダム』

前作『エンド・オブ・ホワイトハウス』に続く大ヒットアクション大作第2弾。

今度は各国首脳が集まるロンドンで大規模テロが発生、アメリカ大統領とシークレット・サービスがテロリストに立ち向かう。

前作同様、味方の警官や軍隊、民間人の中に紛れ込んだテロリストが一斉ほう起して大混乱になるなか、主人公のマイク・バニングが一人、敵地に乗り込み、テロリストと対決するという筋立てだ。

そもそも劇中のように大量のテロリストが、民間人はまだしも警察・軍隊に紛れ込むことができるのかというツッコミはあるのだが(なにせ3ケタ単位である)、このシリーズの売りは現実ではありえない名所が爆破されるというカタストロフである。

前回はホワイトハウスの半分が大爆破されたが、今回はセント・ポール大聖堂をはじめとするロンドン各所が炎に包まれる。

くわえて前回では味わえなかった空中戦やカーチェイスでなだれ込む。

それにしても、序盤でどんどん殺されていく各国首脳、扱いがひどいし、それに対してアメリカ大統領のしぶといこと(笑)

よく企画が通ったなと笑ってしまう。

またマイク・バニングは相変わらずタフで無双だが、主人公とは言えちょっと強すぎない?

こちらの作品もどうぞ!
≫映画評『エンド・オブ・ホワイトハウス』北朝鮮のテロリストに占拠されたホワイトハウスを取り戻せ!

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