映画評『ナイト&デイ』トム・クルーズ×キャメロン・ディアス!陶酔を誘うアクションと危ういロマンスが彩る爽快で痛快なスタイリッシュ・スパイアクション!

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『ナイト&デイ』
2010年アメリカ
原題:Knight and Day
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:パトリック・オニール
音楽:ジョン・パウエル
出演:トム・クルーズ
   キャメロン・ディアス
   ピーター・サースガード
   ジョルディ・モリヤ
   ヴィオラ・デイヴィス
   ポール・ダノ
   フォーク・ヘンチェル
   マーク・ブルカス
   レニー・ロフティン
   マギー・グレイス
   デイル・ダイ
   セリア・ウィストン
   ガル・ガドット
   トレヴァー・ルーミス
   ジャック・オコンネル


   

『ナイト&デイ』イントロダクション

ジューン・ヘイヴンス(キャメロン・ディアス)は、アメリカ合衆国カンサス州で亡き父親のあとをついで車の修理工場を経営する、ややドジな女性だ。

いまはたった一人の妹エイプリル(マギー・グレイス)を育てるために頑張っている。

そのエイプリルがこのたびめでたく結婚することになった。

ジューンは結婚式に参加するため、ウィチタ空港でボストン行きの飛行機に乗ろうとする。

搭乗の際、ジューンはとある魅力的な若い男性ロイ・ミラー(トム・クルーズ)と二度ほどぶつかってしまう。

ロイはジューンに謝りながら笑顔を見せ、ジューンはその笑顔に好感を持つ。

だがしかし、本当はロイは空港内でスーツケースを持ち運ぶ女性を物色し、ジューンをターゲットに選んだのだったが、もちろんジューンはそんなこと知る由もない。

飛行機に乗ろうとしたジューンだったが、搭乗ゲートで便が違うと止められてしまう。

明日が妹の結婚式だ、と訴えるジューンだったが、聞き入れてもらえない。

隣にいたロイは「物事には理由があるんだ」と言って自分は飛行機に向かう。

ロイの行動は空庫内の監視カメラによってCIAの対策部長イザベル・ジョージ(ヴィオラ・デイヴィス)に見張られていた。

イザベルは、ロイが二度も接触した女性だということで、ジューンも急遽、飛行機に乗せるよう指示する。

ジューンは満席だからと断られたはずの便がガラガラなのを見て呆れるが、そのジューンを見てロイも驚く。

飛び立った飛行機のなかで二人は少しずつ会話を始める。

二人は自分の夢の話をした。

ロイの話す言葉ひとつひとつにまいってしまったジューンは、トイレに立ち、なんとかロイをゲットしようと身だしなみを整え始める。

その間、ロイは次々と態度を変貌させて襲ってくる乗客やキャビンアテンダントと格闘し、これを斃していた。

副機長まで銃で襲ってくる。

ロイが副機長を銃で撃った。

その拍子にのけ反った副機長が機長を撃ってしまい、操縦士がいなくなってしまう。

ジューンはトイレから戻ってくるも、なんだか様子がおかしい。

ロイが事情を説明するが、ジューンはなかばパニック。

そうするうちに、ロイが飛行機を不時着させるが・・・。


トム・クルーズ×キャメロン・ディアス!陶酔を誘うアクションと危ういロマンスが彩る爽快で痛快なスタイリッシュ・スパイアクション!『ナイト&デイ』

『バニラ・スカイ』(2001年)以来となるトム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演作。

キュートで平凡な娘と正体不明の元スパイが、恋の予感とスリルに満ちた逃亡劇を繰り広げる。

監督のジェームズ・マンゴールドはこの『ナイト&デイ』のあと『ウルヴァリン』シリーズや『フォード&フェラーリ』を手掛けており、アクション映画に定評あり。

タイトルのなかの「ナイト」は「夜」ではなく、「騎士」の意味。

スリリングでスタイリッシュなアクションと、メロドラマギリギリのロマンスがなかなかに面白いが、トム・クルーズの主演映画としては興行成績はあまり伸びなかった。


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