映画評『ブライド・ウェポン』花嫁は地上最強の美女!壮絶ハネムーンのサスペンスアクション!

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『ブライド・ウェポン』
2014年アメリカ
原題:IN THE BLOOD
監督:ジョン・ストックウェル
脚本:ジェームズ・ロバート・ジョンストン
   ベネット・イェーリン
音楽:ポール・ハスリンジャー
出演:ジーナ・カラーノ
   カム・ジガンデイ
   ダニー・トレホ
   スティーヴン・ラング
   ルイス・グスマン
   イスマエル・クルス・コルドバ
   トリート・ウィリアムズ
   アマウリー・ノラスコ

『ブライド・ウェポン』イントロダクション

2002年コネチカット州ブリッジポート。

エバ(ジーナ・カラーノ)の父親は無法者で、死ぬことを覚悟していた。

エバの父は言った。

「お前をこの先ずっと守れるわけではない、頼れるのは自分だけ。その自分でさえお前を裏切る」と。

そして愛情ゆえにエバを鍛え上げ、一人でも生きていける戦闘力を身につけさせた。

エバの父親が殺されたとき、エバは泣くことなく復讐した。

時は流れ、12年後のバージニア州アーリントン。

エバはウェディングドレスをまとい、デレク(カム・ジガンディ)と結婚式を挙げた。

そして二人は、カリブ海のドミニカ共和国にハネムーンに訪れる。

デレクの亡くなった祖父が別荘を持っていたのだった。

釣りに、プール、ウォータージェットとあらゆる享楽のふけるふたりは、ある夕方、浜辺のレストランで話しかけてきた人懐っこい現地人マニー(イスマエル・クルス・コルドバ)の誘いに乗り、空中スライダーで遊ぶことになる。

その空中スライダーで事故が起きた。

滑空中のデレクが落下事故にあったのだ。

デレクは足の骨を折る大けが、マニーが電話をして救急車を呼ぶ。

救急車で搬送されようとするデレクだが、エバはなぜか同乗を拒否される。

そしてエバが向かったセントラ・メディコ病院では、なんとデレクはきていない、という。

何度も調べてもらうが無駄骨で、エバは近隣の病院をいくつもまわるが、デレクは見つからない。

警察に相談するも適当にあしらわれたエバは、独自に捜索を開始した・・・。

花嫁は地上最強の美女!壮絶ハネムーンのサスペンスアクション!『ブライド・ウェポン』

スポーツ界からハリウッドへと転身した映画スターといえば、古くは『ターザン』のジョニー・ワイズミューラー、『水着の女王』エスター・ウィリアムズがいる。

最近では『トランスポーター』のジェイソン・ステイサムが水泳の飛び込みの選手だった。

今作の主演はジーナ・カラーノ。

女子総合格闘技のフロンティアとして美貌と実力でこのジャンルを押し上げた功労者だ。

そしてカラーノは、スティーブン・ソダーバーグ監督に見いだされ、『エージェント・マロリー』で本格的に女優としてもデビュー。

現在は、『スターウォーズ』シリーズのスピンオフ・ドラマ『マンダロリアン』でも注目されている。

今作でもすさまじいアクションを披露してくれるジーナ・カラーノの名前を覚えておいて損はない。

カリブ海のリゾートを新婚旅行で訪れた夫婦がトラブルに巻き込まれる物語。

たった一人で戦うのは、花婿ならぬ、なんと花嫁。

言葉も片言しか通じぬカリブの島国で、単身、行方不明の夫をさがし、有無を言わさぬ格闘術で相手をおさえこみ、自白を強要、警察からも脱走、地元のマフィアと銃撃戦を繰り広げる。

夫のデレクが行方不明になった裏には、地元マフィアのボスと関係があるのだが、その理由づけにはやや無理がある感がぬぐえないが、屈強な男たちに立ち向かうジーナ・カラーノのスピーディかつパワフルなアクションは堪能できる。

監督は『イントゥ・ザ・ブルー』や『ネイビーシールズ:チーム6』のジョン・ストックウェル。

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