映画評『エイリアン・フロム・メテオ―侵略―』見てる時間がもったいない!カナダ産の超B級SFアクション

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『エイリアン・フロム・メテオ―侵略―』
2018年カナダ
原題:GRAY MATTER
監督:グレッグ・A・セガー
脚本:グレッグ・A・セガー
出演:アリーズ・クロッカー
   ブレナ・ルーエリン
   ショーン・パトリック・ドラン
   タラ・エリザベス

『エイリアン・フロム・メテオ―侵略―』イントロダクション

1964年イリノイ州のある小屋。

4人の少年たちが酒とエロ本を持ち寄り、背伸びしてささやかな悪徳にふけっていたその時。

隕石が飛来、少年たちのいる小屋の壁を突き破り、地面にその痕跡を残した。

翌朝、少年たちは隕石の発見者として新聞の一面を飾る。

第一発見者の少年はそのうち隕石に興味を失い、隕石は箱にしまいこまれ、時は流れ・・・・

2019年、隕石はネットオークションにかけられていた。

落札した青年はホクホク顔で自分の部屋の棚に隕石を飾る。

だがその隕石から、巨大なカマキリのようなエイリアンが現れた。

このエイリアンは人間の背中に寄生すると、ゾンビのように人を襲ったり、スーパーの精肉コーナーの生肉にかじりついたり、謎の行動を起こす。

いっぽう、そのエイリアンとは別に、グレイ・タイプのエイリアンが地球に迫っていた。

グレイ・タイプのエイリアンはどうやら寄生タイプのエイリアンを追っているようだった。

グレイ・タイプのエイリアンは宇宙船で地球に降下。

とある一軒家に住まう女性をさらうと、延髄のあたりになにやらインプラントする。

その女性は気づくと、森でひとり裸で倒れ、記憶は失っていた。

その右腕には謎のブレスレットがはめられていた。

だが彼女には明確に行動しなければならない理由だけはわかっていた。

カマキリ型のエイリアンを狩らねばならず、右腕のブレスレットはその武器なのだ。

彼女は行動を開始する・・・!

見てる時間がもったいない!カナダ産超B級SFアクション『エイリアン・フロム・メテオ―侵略―』(ネタバレ有)

のっけから迫力不足の隕石落下シーンでずっこける。

そのあとの展開もスピード感に欠け、セリフもほとんどなく寄生型エイリアンとそれを追うヒロインというのはまあ、見てればわからんこともないけど・・・。

いかんせん説明不足。

ちょっとダレてきたら格闘シーンが始まるので、作っている側もつまらないのは承知でなんとか頑張ってみたのだろうと思う。

もう、見どころと言ったらこの格闘シーンのバリエーションがいくつあるのか、数えるくらいしかないのだ!

セリフもほとんどないので、登場人物の名前も全く分からず。

寄生型エイリアンも、大繁殖して次々に人間を襲うってわけでもなく、なんだか一匹出てはやられ、また一匹出てはやられ・・・とても『侵略』と呼ぶにはお粗末。

最終的にはヒロイン(?)がピンチになったところで、グレイ・タイプのエイリアンが助けに現れ、

「なら最初からお前が出てこんかーい!」

てツッコミ。

しかもグレイ・タイプ・エイリアンは直後にやられてしまって、結局何がしたかったのかわからない。

てな感じで、いちいちツッコミながら見る分にはいいかもしれないが・・・。

正直、久々にみる「見てる時間がもったいない!」映画だった。

ヒマつぶしにしても、レンタルビデオで借りてきてしまった人は、ご愁傷様!

ほんと、つまんないよ!

酒でも飲みながらでないと見てられないよ、これ(笑)

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