『ゴーストバスターズ』
2016年アメリカ
原題:Ghostbusters: Answer the Call
監督:ポール・フェイグ
脚本:ポール・フェイグ
ケイティ・ディポルド
原作:ゴーストバスターズ(1984年)
音楽:セオドア・シャピロ
出演:クリステン:ウィグ
メリッサ・マッカーシー
ケイト・マッキノン
レスリー・ジョーンズ
クリス・ヘムズワース
セシリー・ストロング
アンディ・ガルシア
ニール・ケイシー
チャールズ・ダンス
マイケル・ケネス・ウィリアムズ
マット・ウォルシュ
エド・ベグリー・ジュニア
スティーヴ・ヒギンズ
マイケル・マクドナルド
カラン・ソーニ
ザック・ウッズ
トビー・ハス
ケイティ・ディポルド
『ゴーストバスターズ』イントロダクション
とある観光名所になっている古い邸宅、オルドリッチ屋敷には、地下の一室に続く開かずの扉があった。
そこでは昔、屋敷の主の娘が閉じ込められ、非業の死を迎えたという。
そしてその娘の幽霊がでる、というのが売りだった。
観光客たちを脅かす案内係は、いつものように仕掛けを施した燭台を棚から落として超常現象を演出する。
しかしその日、観光客が帰った後。
案内係は自分が仕掛けたものではない、本物の超常現象に遭遇する。
開かずの扉が開き、地下への通路に入り込んでしまった彼は、そこで地獄の通路がが開くのを目撃する。
さて、ある大学で教鞭をとっていた素粒子物理学者のエリン・ギルバート(クリステン・ウィグ)は、終身雇用の資格がもらえるかどうかでやきもきしていた。
そのエリンのもとに、一人の男性が訪問する。
彼はある一冊の本を手にしていた。
本のタイトルは『過去からの幽霊』
それはエリンが昔友人のアビー・イェーツ(メリッサ・マッカ―シー)とともに書いた本だったが、エリンはその本を全部処分、忌まわしい過去として封印したはずだった。
だがその本を持った男が現れた。
どこで手に入れたのか聞くと、Amazonで売っており、電子書籍にもなっているという。
この本を読んだ男は、オルドリッチ屋敷での幽霊騒ぎについての相談に訪れたのだった。
もう自分は関係ない、とあわてて男を追い返すエリン。
次にエリンの部屋に現れた学部長(スティーヴ・ヒギンズ)は、彼女の過去に触れ、終身雇用の資格については保留だと言った。
幽霊などと非現実的な事象にかかわるのは、この大学にふさわしくない、というわけだ。
エリンはすぐ、『過去からの幽霊』の共著者で旧友のアビーの元へ向かった。
そのアビーはいまでも、幽霊や超常現象の存在を追い求め、日夜研究に没頭していた。
アビーはエリンの姿を見るや、自分を見捨てたと言って、追い返そうとする。
だが終身雇用のためにもエリンは『過去からの幽霊』の存在を認めるわけにはいかない。
いっぽうのアビーにとって、本の売上は大事な活動資金源でもあった。
言い争う中でオルドリッチ屋敷の話が出ると、アビーはこれに食いついてきた。
そしてアビーと共同研究していたジリアン・ホルツマン(ケイト・マッキノン)とともに、三人はオルドリッチ屋敷に向かうことに・・・。
世界的大ヒットシリーズのリブート版!お化けオタクの理系女子と愉快なメンバーによるご機嫌なゴースト退治が始まる!『ゴーストバスターズ』
かつて1986年に大ヒットした超常現象コメディ映画のリブート作。
メンバーをすべて女性に入れ替えて、前作にも負けず劣らずのハチャメチャぶりでこれまたスマッシュ・ヒットとなった。
物理学の教授をしていたエリンは、過去に幽霊に関する本を出版していたが、それは今黒歴史として封印していた。
だがとある屋敷の幽霊騒ぎの調査を依頼されたことから、旧友のアビー、そしてハイテンションなジリアンと屋敷へ向かう。
そこで見たものは、本物の幽霊だった。
そのうち地下鉄の幽霊騒ぎで行動を共にするようになるパティ・トラン(レスリー・ジョーンズ)を交えて、超常現象をつかって混沌をたくらむとある人物の陰謀と戦うことになる。
21世紀のCG技術を駆使して描かれた、ニューヨークを跋扈するゴーストたちと、前シリーズに引き続き科学の力で立ち向かう主人公たち。
コミカル&ホラーの快作。
全編を通して流れる音楽もご機嫌である。
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