『エクソシスト』
1973年アメリカ
原題:The Exorcist
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
原作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
音楽:ジャック・ニッチェ
マイク・オールドフィールド
出演:リンダ・ブレア
エレン・バースティン
ジェイソン・ミラー
マックス・フォン・シドー
リー・J・コッブ
ウィリアム・オマリー
キティ・ウィン
ジャック・マゴーラン
バートン・ヘイマン
ルドルフ・シュンドラー
ジーナ・ペトルーシュカ
ロバート・シモンズ
ロン・フェーバー
バシリキ・マリアロス
マーセデス・マッケンブリッジ
『エクソシスト』イントロダクション
イラク北部。
古代遺跡の発掘調査が行われている中に、アメリカの古生物学者でカトリックの神父でもあるランカスター・メリン(マックス・フォン・シド―)がいた。
ひとりの現地の少年が遺跡を駆け抜け、メリン神父のもとにやってくると、
「欠片が見つかったよ」
と報告する。
「どこだ」
「盛り土の下です」
メリン神父が見に行くと、そこにはランプや矢じり、コインなどがあった。
それらが見つかった場所をメリン神父がさらに掘ると、一つの彫像が出てくる。
それは古代の悪霊パズスをかたどったものだった。
メリン神父は「この邪悪な宿敵と再び対峙する日が近い」と予感した。
メリン神父はアメリカに帰国する準備を始める。
アメリカ、ワシントン州ジョージタウン。
人気女優のクリス・マクリール(エレン・バースティン)は映画撮影のために一見の家を借り、娘のリーガン(リンダ・ブレア)と住んでいた。
クリスは離婚していて女手一つだったが、経済的には困っておらず、住み込みのお手伝いや子守の女性も家に同居している。
ある夜、クリスは物音を聞きつけて部屋から出る。
音は天井から聞こえてくるようだ。
リーガンは隣の部屋で寝ていたが、部屋の窓が開いている。
クリスは窓を閉め、リーガンに毛布を掛けた。
それからクリスの映画の撮影は順調だったが、しだいにリーガンの周囲に奇妙な現象が起き始める。
リーガン自身も情緒不安定になってきた。
クリスは楽観視していたが、異変はリーガンの12歳の誕生日に起きた・・・。
1970年代にオカルトブームを巻き起こした、名匠ウィリアム・フリードキン監督によるホラー映画の金字塔!『エクソシスト』
『真夜中のパーティ』や『フレンチ・コネクション』の名匠ウィリアム・フリードキンが1973年に手掛けたホラー映画の金字塔で、この作品の公開後一大オカルトブームが巻き起こった。
その後パロディを含めさまざまな派生作品が製作される。
ある少女に取りついた悪魔と、悪魔祓い(エクソシスト)の神父との壮絶な戦いを描いた作品だ。
この少女役を務めたリンダ・ブレアはゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞(作品自体もゴールデングローブ賞作品賞、監督賞、脚本賞、アカデミー賞脚色賞、音響賞を受賞している)。
この作品が紹介される際などによく引用されるマイク・オールドフィールドの曲は、彼のソロ・アルバム「チューブラー・ベルズ」冒頭からの引用だが、当時曲の使用をマイク・オールドフィールドは知らされていなかった。
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