映画評『南極物語』極限の環境の南極で、基地に取り残された犬たちの生との闘い、南極観測隊員の姿を描き、大ヒットとなった1980年代を代表する感動のドラマ

映画館 映画評
スポンサードリンク

『南極物語』
1980年日本ヘラルド・東宝
英題:ANTARCTICA
監督:蔵原惟繕
脚本:野上龍雄
   佐治乾
   石堂淑朗
   蔵原惟繕
音楽:ヴァンゲリス
出演:高倉健
   渡瀬恒彦
   岡田英次
   夏目雅子
   荻野目慶子
   日下武史
   神山繁
   山村聡
   江藤潤
   佐藤浩市
   岸田森
   大林丈史
   金井進二
   佐藤正文
   中丸新将
   坂田祥一朗
   志賀啓二郎
   寺島達夫
   長谷川初範
   内山森彦
   市丸和代
   スーザン・ネピア
   チャールズ・アダムス
   浜森辰雄
   小池朝雄

『南極物語』イントロダクション

1956年(昭和31年)、文部省の南極観測隊第1次越冬隊が、南極観測船「宗谷」に乗り込み、南極大陸へと到達した。

ここで1年以上にわたる生活の中で、隊員たちはさまざまな困難を経験する。

そして1958年(昭和33年)1月を迎え、引継ぎのために第1次南極観測隊員を乗せた「宗谷」が暴風圏を抜け南極に近づく。

南極のオングル島にある昭和基地では、11名の第1次越冬隊員と、メス犬1頭を含む19頭の樺太犬が、翌年の本観測を成功させるべく、越冬生活を送ることになる。

隊員の潮田暁(高倉健)と越智建二郎(渡瀬恒彦)は、ここで犬係を任され、樺太犬たちの世話をする。

潮田と越智は、犬たちに深い愛情を注ぎつつ、過酷な自然の中でも犬たちが生きて行けるよう、厳しく躾けを行っていた。

とくに越智については、潮田が「鬼の訓練士」と呼ぶほど犬に対して厳しい。

だがそれも犬たちに強くなってほしいという願いからだった。

第1次越冬隊の隊長は、南極に来たからにはどうしてもボツンヌーテンへ行きたいと思っていた。

ボツンヌーテンとは、昭和基地からは陸路で約200キロ離れた岩山で、通常なら雪上車で移動するところだった。

しかし折り悪く雪上車が故障、15頭の樺太犬が引く犬ぞりで向かうことになる。

犬が引ける重量には制限があるため、犬ぞり隊は3名に厳選された。

潮田は地質調査と犬ぞり係、越智は気象予測と犬ぞり係を兼任し、登山経験豊富な隊員と共にボツヌーテンを目指して基地を出発する。

ときに昭和32年10月16日のことだった。

犬ぞり隊はオングル島から氷でつながった南極大陸に入り、険しい道のりを進む。

潮田と越智は犬たちに気を配りながら、やがて一隊はボツヌーテンに到着、3人は目的地に日の丸の旗を立てることができたがその帰途・・・。


極限の環境の南極で、基地に取り残された犬たちの生との闘い、南極観測隊員の姿を描き、大ヒットとなった1980年代を代表する感動のドラマ『南極物語』

南極の地でやむなく置き去りにされた15匹の樺太犬。

過酷な環境のなかでたくましく生き抜く犬たちの姿と、苦悩する観測隊員たちの姿を描く感動のドラマ。

実話をベースにしてはいるが、映画ならではの脚色も交えられている。

高倉健と渡瀬恒彦の共演。

南極、北極のロケを実施し、撮影期間は3年余。

フジサンケイグループの大々的な宣伝活動により、当時の日本映画の興行成績新記録となる空前の大ヒット作品となった。


こちらの作品もどうぞ!
≫映画評『新幹線大爆破』主演・高倉健!次々と迫りくるサスペンスの傑作

コメント

タイトルとURLをコピーしました