映画評『クリティカル・ブロンド』12都市爆破テロまであと48時間・・・ダイアナ・アグロン演じる主人公が史上最悪のテロに立ち向かう!逃亡と追跡のノンストップアクション!

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『クリティカル・ブロンド』
原題:Against the Clock
監督:マーク・ポーリッシュ
脚本:マーク・ポーリッシュ
出演:ジェームス・フレイン
   ダイアナ・アグロン
   アンディ・ガルシア
   ジャスティン・バーサ
   バール・パリー
   ジョニー・ペムバートン
   パトリック・ボーショー

『クリティカル・ブロンド』イントロダクション

CIA諜報員のケリー・チャンドラー(マーク・ポーリッシュ)は、テロリストの武器情報を入手する任務に就いた。

同僚でケリーのバックアップ役のピーター(ジャスティン・バーサ)はこの任務は無謀だと言うが、命令は命令、従うしかない。

ケリーら諜報員は、最新の情報セキュリティのために、脳に情報を記録し、ダウンロードもできる。

まるでコンピューターのそれの如く、ウィルス対策も万全に行う。

コンピューターと一つ違うのは、ハッキングの危険性がないということだった。

ケリーは元CIA勤務の妻テス(ダイアナ・アグロン)に、無事に戻ることを約束し、任務へ出発した。

ところが、機密情報を記録した後、ケリーは頭部にひどいダメージを負い、昏睡状態となってしまった。

知らせはすぐにテスにも届けられる。

テスはピーターと共に、ケリーが搬送された病院へ向かった。

ケリーにはたくさんの管が繋がれ、無残な姿になってはいたものの、命はとりとめていた。

だが昏睡状態であることに変わりはない。

テスは深い悲しみに暮れる。

脳神経科医の見解では、ケリーは脳死状態だと判断された。

ケリーの上官ホチキス(アンディ・ガルシア)は、ケリーの脳から機密情報を取り出す命令を下す。

ケリーの脳死状態は、入手したテロリストの機密情報に仕込まれたウィルスのせいだった。

脳内の記録保管庫を破壊されたケリーは、幻覚にさいなまれ脳死状態へと追い込まれたのだ。

失意のテスの元へ、ケリーの所持品が届けられる。

さらには、ケリーの脳内にある情報の所有権はCIAにある、とされ、ケリーの引き渡しを要求される。

その対価として、大金が用意されるが、テスは怒り、要求を拒否する。

ケリーの死などどうでも良いホチキスは、ピーターにケリーの脳内情報の回収を命じる。

だが一方、脳死のはずのケリーは、記録保管庫崩壊のため錯乱してしまった情報の海のなかを、もがくように進んでいた。

この洪水のような情報のなか、ケリーは機密情報にはロックがかかっており、解除のためのキーコードが必要であることを知る。

キーコードを求めるケリーの探索が始まるのと同じく、テスもケリーの肉体を守るためCIAとの戦いをはじめていた・・・。

12都市爆破テロまであと48時間・・・ダイアナ・アグロン演じる主人公が史上最悪のテロに立ち向かう!逃亡と追跡のノンストップアクション!『クリティカル・ブロンド』

スカッと楽しみたいのに、難解な構成と設定が邪魔をして楽しみ半減な残念なサスペンス・アクション。

どうしてもダイアナ・アグロンを前面に出したセールスをしたかったらしいが、作品を見てみると、じっさい彼女の役割は半分だし、主人公だとも言いにくい。

ポスターや作品紹介文を見て作品をみると、「これじゃないよね」感がすごい。

ダイアナ・アグロン演じるヒロインと、彼女の旦那の二人で主人公と言ったほうがいいだろう。

物語の軸足は旦那のほうだ。

その旦那は監督・脚本も務めたマーク・ポーリッシュが演じる。

マーク・ポーリッシュは一卵性双生児の兄弟マイケルと二人で「ポーリッシュ兄弟」と呼ばれ、ふたりは映画製作・監督・脚本業に携わっている。


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