
最近聞く「お使いタクシー」ってなに?
タクシーが代わりに買い物にいってくれるの?
新型コロナによる外出自粛で、外に出られない人のために、各地でタクシー会社が対応をはじめています。
代金を払えば食料や買い出しをや薬の受け取りを代行したり、買い物に同行してくれるサービスが「お使いタクシー」と呼ばれています。
「タクシー 買い物代行」で検索すると、けっこうなタクシー会社がすでに代行サービスを始めているのがわかります。
例えばこちらの茨城県水戸市にある株式会社さわやか交通の代行サービスを見てみると、
買い物にかかった料金+お店到着からご自宅までのタクシー代+500
であなたの代わりに買い物に行ってくれます。
「お使いタクシー」て信頼できるの? ぼったくられない?

結論から言えば、ちゃんとしたタクシー会社なら信用できます。
上記のようにホームページで料金プランをしっかり提示しているところもありますし、そもそもタクシー会社は国の許認可制です。
タクシーの車のナンバープレートを見てみましょう。
営業の認可を受けた車両は、ナンバープレートの色が「緑」です。
料金をぼったくる可能性が高いのは、いわゆる「白タク」のように認可を受けずに個人が営業している場合。
ナンバープレートは普通の乗用車と同じ「白」です(だから「白タク」と呼ばれるんですね)。
緑のナンバープレートのタクシーならばあらかじめ料金がきちんと定められていますので、安心して使用できるでしょう。
また、お住まいの地域の、なるべく大手のタクシー会社のほうが、もしトラブルになったとしても会社がきちんと対応するはずです。
実際に「お使い」をたのみたいときはどうしたらいいの? 実際の流れは?

まず、タクシー会社に依頼の電話をします。
インターネットで調べる場合は「買い物代行 タクシー ○○(地域名)」で検索します。
タクシーが来てくれたら、ドライバーさんにお使いをお願いする「お買い物リスト」が必要になります。
紙に買い物品をリストアップして、できれば買い物をしたいお店(どこにある何という名前のお店か)までしっかり伝えましょう。
また、お金はお買い物終了時に支払う場合が多いです。
ですが、あとで思い違いやトラブルを防ぐためにも、念のため事前にドライバーさんに確認をとってからお買い物代行を頼みましょう。
お薬を代わりにもらってきてもらう場合は、かかりつけ医にも事前に連絡を取っておく必要があります。
かかりつけ医には代行を頼む前にどうしたらいいか、普段から確認しておいたほうがいいでしょうね。
「お使いタクシー」ってぽっと出のサービスじゃないの?

「お使いタクシー」のサービスは、この新型コロナによる外出自粛の影響で急に目立ち始めた印象がありますが、サービス自体は2000年代に入ってからすでに始まっています。
目的は地域の過疎化と少子高齢化に伴い、バスなどの老人の足となる公共交通機関の減少、スーパーなど買い物できる商店の減少をカバーすることにあったようです。
それが今回の新型コロナで一気に脚光を浴びた形です。
なので、ある程度の実績の積み重ねは各タクシー会社にあると思われます。
まとめ

まとめると、
「お使いタクシー」とはあなたのかわりにお買い物や薬の受け取りに言ってくれるタクシーサービス
です。
自分の地域のタクシー会社に電話等で連絡の上、予約を取って利用しましょう。
そのさいは、料金の支払い方など事前に確認をとっておくと安心ですね。
「お使いタクシー」は2000年代からすでに始まっているある程度実績のあるサービスです。
確かにタクシー代+αの料金は発生しますが、上手に利用してこのコロナ禍をやり過ごしたいですね。
こちらの記事もどうぞ!
≫仕事ができない上司とのつきあい方
コメント