新型コロナの影響で大河ドラマ『麒麟がくる』の撮影がストップしています。
放送も6月いっぱいまででその先は一時休止となることが発表されました。
その期間はおよそ一か月を見込んでいるといいます。
毎年年末に最終回を迎える大河ドラマ。
このままだと放送は来年にずれ込むのか?
それとも話数を削って年内に収めるのでしょうか?
『麒麟がくる』のスケジュール遅れは想定範囲内か? 当初の予定は?
そもそものスケジュールを確認すると、『麒麟がくる』の放送回数はもともと全44回を予定されていました。
これは例年の大河ドラマが約50回程度であることを見ると、5~6回、一か月半分短いですね。
なぜかというと、『麒麟がくる』の放送年は東京オリンピック・パラリンピックが予定されていたからです。
東京オリンピック・パラリンピックの放送のため、その期間の5週分は大河ドラマを休止、そのための放送回数44回とされていました。
『麒麟がくる』のスケジュール遅れは想定範囲内か? 放送開始前のスキャンダル
『麒麟がくる』は放送前からスケジュールにかかわる重大なショックに襲われました。
物語序盤で重要な役回りである、織田信長の妻、帰蝶役だった沢尻エリカが、ドラッグのために逮捕されたのです。
ここで急遽、沢尻に代わり川口春奈が代役にたてられ、それまで沢尻が演じていた部分は総差し替えとなります。
これにより放送スケジュールは変更を迫られました。
当初1月5日の放送開始予定が、1月19日に変更。
『麒麟がくる』のスケジュール遅れは想定範囲内か? コロナショックによる撮影中止
追い打ちをかけるように、新型コロナによる緊急事態宣言の発令です。
撮影は4月にいったん中止となりました。
再開のめどはまだ立っていません。
放送自体もストックが6月いっぱいまでということです。
その後は放送をいったん休止、総集編や再放送を予定しているといいますが・・・。
『麒麟がくる』のスケジュール遅れは想定範囲内か? オリ・パラもなくなったから・・・
当初の東京オリンピック・パラリンピックの放送のために、放送回数を44回と短めに設定してあった『麒麟がくる』。
だがその東京オリ・パラもコロナの影響で開催が2020年から2021年に延期されました。
ということは、その放送期間の枠は大河に戻ってきてもおかしくありません。
懸念は撮影自体が止まってしまっていることです。
5月末日まで、東京は緊急事態宣言が続くとして、あわよくば撮影の再開は6月です。
6月いっぱいは放送は続くのだから、綱渡りのスケジュールながら、6月に撮影が再開できれば、7月中に放送再開は見込めるかもしれません。
もしも、の話ですが、そうなれば、まだ大河ドラマ『麒麟がくる』は最終回までのスケジュールにつじつまが合わせられるかもしれません。
はやいコロナ禍の終息と、早期の撮影再開をいち大河ファンとして望みます。
→さっそく続報きました!
放送の中断期間は2カ月になりそうであること、また、当初予定の全44話の予定は崩さない模様。
1週で2話放送か、年末特番を組むか対策案は検討中だそうですが、年越しの可能性が大きくなってきました。
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