
例の10万円給付金、いつになったらもらえるの?
5月8日、総務省は記者会見で、新型コロナウイルスの緊急経済対策として全国民一律に10万円を給付する「特別定額給付金」の支給を始めたか、同日中に始める予定の自治体が84市区町村だと明らかにしました。
また、7日午前0時までのオンラインでの申請は51万3491件だったということです。
(引用もと:共同通信)
つまり、もうすでに申し込みは可能になっているということです。
すでに給付金を受け取ったという人もいらっしゃいます。
申請方法は、オンラインでの申し込みと、申請書が郵送されてくるのでそれを使っての申し込みとの二通りがありますが、問題点もあるようです。
10万円給付金の現実的な申し込み方法
オンラインでの申し込み
マイナンバーカードを持っている人の申し込み方法です。
こちらのページから申請手続きができます。
必要になるのは、マイナンバーカードのほかに、
- マイナンバーカード読み取り対応のスマホ、PCを使う場合はカードリーダ
- 「マイナポータルAP」の検索、インストール
- マイナンバーカードの受け取り時に設定した暗証番号(英数字6~16桁)
- 振込先口座の確認書類
マイナンバーカードさえあればオンラインが手っ取り早くできそうな印象だったのですが、これが実はめんどくさい!
マイナポータルAPというアプリをインストールしなければなりませんし、暗証番号を忘れてしまっては積み。
振込先口座の確認書類も少々わかりにくい。
確認書類の写しが必要になるのですが、口座番号や片仮名氏名などが分かるキャッシュカードや通帳の写真、ネットバンキング画面のスクリーンショットを用意しなければなりません。
「専用ホームページに情報を登録すれば済む」とはいかない煩雑さです。
PCやスマホの操作に慣れていても、サクッとは申請できない感じです。
申請用紙での郵送申し込み
ここは少々時間はかかりますが、無難な、紙の申請用紙での郵送申し込みをすることをおすすめします。
現在各市町村の担当者さんたちが、大急ぎで私たちへの申請用紙の発送を進めてくださっています。
書類に必要事項を記入するほか、
- 運転免許証やマイナンバーカードなど、本人を証明する書類のコピー
- キャッシュカードや通帳のコピーなど、振込先口座がわかる書類
が必要になります。
1と2を申込用紙のに添付して、発送すれば終わりです。
個人的には圧倒的に申請用紙での郵送申し込みのほうがイージーに思えます。
ただ、申請用紙を待つ時間は少々かかりますが・・・。
10万円給付金、いつもらえる?
オンラインや申請用紙(郵送)で給付金を申し込んで、どのくらいで10万円は口座に振り込まれるのでしょうか?
各市町村によって差はあるようですが、オンラインの場合は申請手続き完了してから、申請用紙の場合は郵送された用紙を役所が受理してから、およそ2~3週間で振り込まれるようです。
詳しくはお住まいの自治体のHPサイトなどを参照されたほうがいいでしょう。
申し込みの有効期限は、申請用紙をあなたが受け取ってから3か月というのも気を付けてください。
そう、有効期限があるのです。
5月の半ばから6月にかけて申請用紙が届いたなら、8~9月が申し込みの有効期限ということになります。
余計なお世話かもしれませんが、もらいそこないの無いように気を付けましょう。
10万円給付金をもらうのに気を付けたいこと
言うまでもないことですが、今回の給付金は新型コロナにより、仕事がなくなり給与が減ってしまった人たちへの救済措置です。
申請用紙が届かないからと言って、待ちきれなくて役所に押しかけるのはやめたほうがいいですね。
なぜなら同じようなことを考える人たちがすでにたくさんいて、役所の窓口があふれているところもあります。
ここでコロナに罹ってはしょうがないですよね。
また、役所の人たちも窓口対応に追われてしまって、給付金の申請処理業務に支障をきたしてしまいます。
これでは結果的に給付金をもらうのが遅くなってしまいます。
すでにオンラインで給付金を受け取った、申請用紙が届いた、という人たちの声がネットで流れていますが、焦らずここは落ち着いて、申請用紙が届くのを待ちましょう。
緊急うp
定額給付金10万円を郵送申請するための方法と、市役所職員からのお願いhttps://t.co/wC3NeZmgl7 pic.twitter.com/xQCSyCXU55
— はらしょ~@公務員YouTuber (@Koumuin_weekend) May 7, 2020
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