この記事を読んでほしい人
- これから英会話を学習しようと思っている人
- 実際に英会話の場になると萎縮してしまう人
- 社会人で英会話の学習をやり直してみたい人
仕事で必要、とか、TOEIC受験する、とか、海外旅行や留学したい。
ほかにも洋楽の歌詞の意味が知りたい、映画を字幕なしで観たい、など。
英語学習の目的は人それぞれだと思いますが、最終目標は
「英語でネイティブと会話ができるようになりたい」
ではないでしょうか?
この記事では
- 英会話の上達において大切なこと
- 英会話上達のコツ
- 英会話を上達させる要素
- 英会話表現力を身につけるための教材
- 実戦練習
を書いていきます。
○英会話の上達において大切なこと

英会話の一つの目標として、
「日常会話」
くらいは何とかできるようになりたいですよね。
たとえば、一人でアメリカやカナダに旅行した時、入国手続きをこなし、ホテルまで自分で移動し、チェックイン。部屋に問題があればフロントに伝える。
行きたい場所まで自分で出かけ、食べたいものを自分で注文できる。道に迷ったら人に聞ける。
このくらいコミュニケーションできれば世界は広がりますし、自分の自信にもつながりますよね。
それくらいの英会話力を目指し、実際の学習の前に必要だと思われるマインドについて考えてみましょう。
1.自信をもって堂々と話す
初めての会話が成立する前は誰しも、「自分の発音じゃ伝わらないかも」とか「文法を間違ったらどうしよう」といった不安を持っています。
日本の学校教育の悪い影響だと思います。
間違っていることは悪いことだ、と萎縮してしまい、恥ずかしがって自然と声が出なくなってしまいます。
しかしこの気持ちは英会話学習で乗り越えなければならない最初の壁です。
まずは声を出す。
相手をきちんと見て話す。
間違いを恐れず、ちゃんと伝えたいという気持ちを相手に示す。
そうすれば、相手は必ず理解してくれようとします。
まずは片言の英語でもいいのです。
逆の場合を考えてみましょう。
外国人が片言の日本語で話しかけてきたとします。
文法や発音が少しくらいおかしくても、私たちは何とか理解できますよね?
同じことで、私たちの話す英語の文法が間違っていても、発音がおかしくても、相手は何とか理解しようとしてくれます。
「正しい英語」を話せるようになるにはまず、たとえ間違っていても、自信をもって堂々と話して相手に理解してもらうことを重要視してください。
2.積極的に話す
性格は人それぞれなのですが、引っ込み思案のシャイな人も、英会話学習においては、ちょっと頑張って積極的になってみましょう。
話題は何でもいいのです。挨拶だとか、天気の話だとか、まずは何でも。
数を重ねれば次第に自信もついてきます。
3.難しく考えすぎない
「私の目標は英語を勉強して将来は世界中を旅して、海外の文化を学ぶことです」
っていきなり英文にできますか?
大学入学試験ならありそうですけど、わざわざ難しい文章を難しく英訳していたら、声に出てきませんよね。
「私は英語を勉強しています」
「世界中を旅行したいです」
「海外の文化を学びたいです」
これなら言えそうですね。
日常英会話で必要な英文法は中学生レベルで十分だといわれています。
単語力はあったほうがいいと思いますが、それでも学校で学ぶ語彙で十分日常会話はできます。
少々つたない英語表現がなんだというのでしょう。
簡単な英語でも使っているうちに、英語ならではの表現はちゃんと身についていきます。
4.常に英語を意識する
日々の生活の中で、常に英語を意識するようにしてみてください。
通勤の電車やバスの中、見える景色を英語にしてみましょう。
「リュックをしょった男性が立っている」
「女性がバスから降りた」
「子供が手を振っている」
「ニュースで雪が降ったと言っている」
など、何でも構いません。
テレビのニュースを見ていても、英語が聞こえてくることがよくあると思います。
たとえばアメリカの大統領選挙の話題など、いろんな人のスピーチが耳に入ってくるはずです。
こんなふうに、自分は英会話を勉強している最中なのだ、と意識しましょう。
○英会話上達のコツ

英語学習全般に言えることですが、英会話も一朝一夕に上達するものではありません。
学習をコツコツと続けることがコツ(ダジャレじゃありませんよ)です。
英会話教室に通ったり、オンライン英会話を受講しても、受け身でイヤイヤではなかなか上達しません。
自分から積極的に、楽しみながらでなければ、続けられません。
楽しみながら勉強を続けられれば、上達も早いはずです。
○英会話を上達させる要素

英会話は言葉のいろいろな要素の集合体です。
- 単語力
- 文法力
- リスニング力
- 発音
- 表現力
難関大学入試やTOEICやTOEFLの試験対策のように、日常生活ではなかなか使わないような単語をがむしゃらに覚えたり、文法書を必死に勉強したりするだけでは、英会話は上達しません。
実際にTOEIC900点でも英会話は苦手、なんていう人もざらにいるのです。
もちろん、単語や文法の勉強をしておいて損はないのですが・・・。
では英会話では何が重要かといえば、リスニング力と発音を鍛え、実際に声に出して話すことです。
リスニング力アップの学習法については ≫リスニング対策!英語の聴き取り力を伸ばす もお読みください!
リスニング力アップのためのディクテーション学習については ≫英語を聞き取る! ディクテーションという勉強法 もお読みください!
○英語表現力を身につけるための教材
【基本フレーズからマインドまで ~ 参考書 6選】
英語の基礎文法、日常に使う単語、リスニング力、発音力を身につけることはもちろんですが、第一に英語表現力を付けるという重要なことがあります。
あまり難しくとらえる必要はありません。
本を利用した暗記学習ができるので、学習しやすい分野でもあります。
ある程度決まった表現を、繰り返し練習し、それを応用することで表現の幅を広げることができます。
ここでは英会話で必要なマインドや、よく使われる口語表現を学べる参考書を紹介します。
難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
英語のフレーズを覚える前に、まずは英語を話せるようになるマインドを学べる本です。
本の構成は、TOEIC300点の英語初級者が「英語を話せるようになる方法」をバイリンガルから教わるというもの。
「これだけ覚えておけば最低限コミュニケーションできる」汎用性の高いフレーズがたくさん紹介されているのも特徴。
中学英語を一瞬でネイティブ英語に変える法 会話力が10倍高まる50のテクニック
中学校で学んだ単語や言い回しに、ほんの少し付け足すだけで使える英語になる方法が紹介されています。
日本人が勘違いして使いがちな表現を、50の項目に分けて解説されています。
なんでも英語で言えちゃう本
「単語・文法はしっかりインプットしてるのに、英会話ではいつも言葉に詰まる」という人におすすめ。
ボキャブラリーを増やさなくても、言いたいことを表現できるようにトレーニングする本です。
難しく考えた日本語を直訳しようとして失敗するのを、できるだけ簡単な日本語に言い換えて、それを英訳する思考回路を作るというトレーニングです。
CD付ネイティブなら子どものときに身につける英会話なるほどフレーズ100
ネイティブが赤ちゃんの頃から聞かされ、幼少期に修得する表現が100個紹介されています。
難しい表現はまず横において、汎用性の高いフレーズを最低限おぼえて、使いこなせるようになるための本です。
たったの72パターンでこんなに話せる英会話
英語ネイティブが使う表現には、決まったパターンがあります。
本書は、簡単なフレーズが多いですが、それを即座に口から出てくるようになるためのインプットができます。
パターンは72個ですが、フレーズは800個収録されています。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
「簡単な英語を、瞬時に英語にする」というシンプルなトレーニングをひたすら積み上げる参考書です。
この練習を続けることで、英語を「考えることなく」スラスラ口にできるようになります。
このほかにも英会話の参考書はたくさんあります。
こちらの記事も併せてどうぞ。
【英語初心者・社会人向け】英会話のおすすめ本15選
○実戦練習

フレーズを学んだら、実際に誰かと会話をして使ってみることで、着実に身につきます。
ネイティブじゃなくても、英語を話す友人がそばにいればいいのですが、なかなかそういった恵まれた環境にない方には、オンライン英会話をお勧めします。
オンライン英会話には、それぞれ独自の学習カリキュラムがありますが、最初の数分間のフリータイムや、レッスン中の雑談の中で、憶えたフレーズを試してみたりすることはできます。
ひとつひとつ積み重ねていけば、そのうち何百ものフレーズを丸暗記でなく、実際に生きた英語として自然と使えるようになるでしょう。
○最後に
先ほども言いましたが、日本人の英語学習の一番の「敵」は「間違ったら恥ずかしい」とか「自信がないので言葉が出ない」といった感情です。
たくさんトライ&エラーをくり返して練習すれば、それは自信につながります。
これからあなたが話そうとする相手は厳しい試験官ではなくて、友好的な人間です。
最初は間違ってもいいのです。英会話上達のコツ、まずは「Hello」の一言から始めてみましょう。
こちらの記事もどうぞ
≫独学でいける?英会話上達の勉強法とポイント
コメント
オンライン英会話の調査結果共有
今回、御社のhttps://ninethchord.com/ こちらのページを拝見し、とても良い記事だと思い、問い合わせをさせていただきました。
弊社のこちらのページ( https://hitononayami.com/online-english-conversation-effect-survey/ )では弊社独自に行った、オンライン英会話の調査結果を掲載しております。
主に、
・オンライン英会話は効果があるのか?
・どのぐらいの期間から効果を感じ始めるのか?
・どのオンライン英会話が主に利用されているのか?
などの調査結果を掲載しており、この調査結果を、現在英語の学習を行っている幅広いユーザーやオンライン英会話を検討しているユーザーに届けられればと考えております。
またこのような調査結果を掲載することで、御社のページの信頼度も向上するかと思い、問い合わせさせていただきました。
引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。
また、今後もこのような調査結果を掲載していく予定ですので、是非ご確認ください。( https://hitononayami.com/category/survey/ )