この記事を見てほしい人
・これから英会話を勉強したい
・どこから手を付けていいかわからない
・英会話の勉強をしてるけど、これでいいのか不安
今回は独学でできる英会話の勉強方法について紹介します。
独学でできる勉強法として、
・音読
・シャドーイング
・ディクテーション
を今回は紹介します。
1.独学でいける英会話学習で使う教材

まずは仕事で英語を使いたい方はビジネス英語、海外旅行や留学で使いたい方は日常英語など、目的に合った英文が使われている教材を選びましょう。
これからご紹介する勉強方法を実践するにあたっては、音声とスクリプト(テキスト)がセットになった教材をご用意してください。音声がセットになっているものは、リスニングや発音の練習につながりますので、英会話のトレーニングをする上では欠かせない組み合わせです。
英会話スクールに通われている方は、レッスンで使われている教材でもよいですし、本屋さんやアマゾンで音声CD付の教材を買ってきてもいいと思います。CDじゃなくても音声がダウンロードできるものもありますので、いろいろ調べてみるといいですね。
おすすめ教材
ビジネス英会話
英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 [CD2枚付]
日常英会話
CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100
どちらもスティーブ・ソレイシィさん(NHK-Eテレやラジオの語学講座で人気に。定評のある方です)の著書です。
ここからは実際のトレーニングの方法になります。
2.音読

(1)まずはテキストを見ながら、音声を繰り返し聞きます。
ここでポイントは、ただ読むだけでなく、テキストで書かれている状況をイメージすることです。
(2)テキストを読んで内容を把握したうえで、単語の発音・強弱や抑揚に気を付けながら音声を聴く。
ここでも状況のイメージは忘れないように気にしてみてください。
なれると英単語を耳にした順に把握=英語を英語のまま理解できるようになります。
ここが最初の難関かもしれませんが、頑張りましょう。
繰り返せばできるようになります。
(3)音声をセンテンス(文章)ごとに止めながら流し、真似して声に出して読む。
真似する、というところがポイントです。
できればリズムやイントネーションまで、そっくり真似るようにしましょう。
そうすることで英語得湯の発音ができるようになり、結果的にリスニング力も向上します。
(4)口が慣れてきたら、全文を続けて声に出して読む。
文章を聴く→読む、文章を聴く→読む、というふうにやっていきます。
(5)余裕があれば、自分の音読を録音してチェックする。
ここは最初はやらなくてもいいです。
たぶん一発目にこれをやったら精神的にダメージを受けます(苦笑)
だいぶ慣れたな、と自分で思えてきたらやりましょう。
3.シャドーイング

シャドーイングは、英文を見ずに音声を影のように追いかけて声に出す練習法です。
こちらの記事でシャドーイングについて解説していますので、よかったらどうぞ。
【英語しゃべれる?】シャドーイングという練習方法
音読より流暢にスピーキングするための練習法です。
最初は難しいかもしれませんが、繰り返すことで慣れていくはずです。
(1)音声なしでテキストを読み込む
(2)テキストを見ながら音声を聴きこむ
音読の段階で相当数読み込めているかと思いますので、サクッと行きましょう。
(3)テキストを見ながらシャドーイング
0.5秒~1秒ほど遅れて音声を追いかけるように声を出して読んでいきます。
音声と同じになるようにリズム、・発音を意識し、区切りや間の置き方もそっくりそのまま真似ます。
(4)テキストを見ずにシャドーイング
(3)の時と同じく、リズム・発音、区切りや間の置き方、そっくり真似るようにする。
(5)自分の声を録音し、音声と比べてチェックする。テキストを見ながら、文章の構造や単語の発音を確認する。
音読と同様、何回も何十回も練習しましょう。
ローマは1日にしてならず、です。
4.ディクテーション

ディクテーションとは、音声を聞こえたとおりに文字に書き起こすトレーニング方法です。
実際に文字にして書き出すことで、ただ聞き流すよりも、自分が聞き取れたこと、聞き取れなかったことが明確になり、リスニングの精度アップに効果的です。
(1)テキストを見ずに音声を流す。1文単位で一時停止して、頭の中に残った音声を書きだす。
リエゾン(単語が次の単語とつながって発音されること)した単語など、最初は聞き取れないかもしれません。
聴き取れなかった音を意識することで、リスニング力は上がってきますので、積み重ねていきましょう。
(2)聴き取れないところは前後の文脈なども考えながら書き出し、とにかく1文を完成させる。
(3)1文を書きだしたら、テキストと見比べて間違えた単語やスペルをチェック。
(4)再度音声を聴く。
最初からうまくいくことはありません。
何度も何度も繰り返してみましょう。
以上紹介したものはどれも有名なトレーニング方法ばかりです。
英語学習の先輩たちがいろいろ取り組んで、残ってきた方法です。
もしもまだやったことのないトレーニング方法があったら、ぜひお試しください。
初級~中級者におススメ:スタディサプリENGLISH
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
スタディサプリは、アプリで学習できるもので、『内容理解クイズ』『ディクテーション』『キーフレーズチェック(リスニング)』『瞬間発話プラクティス(発音チェック)』と4つのメニューがあり、総合的にスピーキングとリスニングを強めるトレーニングをすることができます。
こちらの記事もどうぞ
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