英単語の覚え方!シンプルな単語暗記の最短ルートとおすすめ単語帳

英語学習
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 英語の勉強でまず最初に始めるのが英単語ですよね。

  ・これから受験英語を始める
  ・社会人だけど英語の勉強をやり直したい
 ・英語が苦手
 ・英単語が覚えられない
 ・英単語帳は何を選べばいいのかわからない

という皆さま向けに、英単語の勉強法とおススメの英単語帳をシェアします。
ちなみに私はこの勉強法を使って1か月で単語2,000語暗記しました。

では早速行きます。


使用する英単語帳はぶっちゃけなんでもOKです。


学校で配られたものがあればそれでかまいません。

1.英単語暗記の方法

リスニング

① 基本の考えかた インプットとアウトプットを同時にやる

 音読最強!です。
 
 言語活動は音を使った「話す」「聞く」、文字を使った「読む」「書く」があります。


 このうち単語を覚えるために必要なインプットの動作は、「聞く」「読む」です。


 「話す」「書く」はアウトプット動作ですね。


 このインプット動作「読む」「聞く」そしてアウトプットの「話す」を同時に行うこと、つまり「音読」が単語暗記のマストの方法です。


 今回の暗記法は、暗記する、というより「身に着ける」んだと考えてください。

 

② まずは100語ずつ

 では具体的なやり方に入っていきます。


 まず単語帳から憶えていない単語を100語選びましょう。

 ※憶えていない、というのは、1秒で思い出せない、意味が言えない、という基準で選んでください。


 「え~と・・・」って言ったらアウトです。その単語は憶えていない単語です。

 別にノートや単語カードに書き出す必要はありません。

 単語の横に覚えているならチェックマークを付ける、とかでいいのです。

 憶えている単語は黒マジックで塗りつぶす、という豪快な技もあります。

 とにかく、憶えていない単語がすぐわかるように単語帳をセッティングします。

 

③ 20分間で何周も音読する これを1週間続ける

 1語につき二回、発音と意味を音読します。


 たとえば「entrance」という単語であれば、
 「エントランス、入り口、エントランス、入り口」と読んでいきます。



 これを100語やります。


 おそらく1周するのに3分くらいかかるかと思います。



 100語目が終わったら、また最初の単語に戻ってください。

 パッパッパッと次に続けてください。

 これを20分間続けてます。


 ひたすらお経を読むようにします。

 
 「憶えるぞ!」と気合を入れる必要はありません。


 キッチンタイマーなんかで時間をセットして、リラックスして無心に音読してください。


 「英単語には一つにつきいろんな意味があるじゃん」


 と気になったかた。


 意味は代表的な一つでいいのです。


 まずは一単語一義で憶えましょう。


 類義・派生は二の次です。
 


 2~3日したら、読むのに慣れてくると思います。


 そしたら少しだけ読むスピードを上げましょう。


 少し速いな、というスピードで音読しましょう。

 また、この単語苦手だな、という単語がだんだん出てくると思います。


 そしたらその単語を読む回数を、2回から4回にしてみましょう。

④確認作業

 4日ほどたったらいったん確認します。


 単語帳の意味のところを下敷きとか手で隠して、どれだけ憶えているか試してみましょう。(隠し読み)


 単語だけ見て意味が1秒で出てきますか?


 憶えていなかったら、2回読みのところを4回読みをしてみましょう。

 逆に得意な単語は、飛ばしてしまっても構わないくらいです。


 苦手な単語を中心に音読してみましょう。2回読みで20分まわしましょう。

 一週間、以上の方法で音読を続けていれば、けっこう憶えているはずです。

 2週目、つぎは新たな100語に挑戦です!

⑤ 復習は2~3週間後

 憶えた100語は、2~3週間後に必ず復習しましょう。


 単語の意味のところを隠して、隠し読みしてみましょう。


 1周すればよいので2~3分で終わります。

 憶えていない単語、苦手な単語があったら、新しい100語の中に組み込んで音読です。

 

⑥ 2000語の復習も30分でできるようになる

 以上の方法で1日20分、100語ずつやっていれば、20週で単語帳1冊終わると思います。


 20週がかかりすぎると思ったかたは、1日20分を2セット、200語を、たとえば朝20分100語と夜20分100語やるといい。


 これで1週200語、1日計40分、10週で2,000語です。


 朝昼晩で300語、1日60分やれば7週でクリアーです。 

 コツはいっぺんに40分とか60分、たて続けにしないことです。

 100語20分1セットを分けてやる。

 2,000語の復習も、憶えているかどうかの確認だけですので、30分くらいでできるようになります。

 私は1日400語、朝昼晩寝る前に20分ずつ時間を作り、1か月ちょっとで1冊仕上げました。

2.おすすめ単語帳 5冊

 私が自分で暗記につかったり、目を通してよかった単語帳をシェアします。
 コメントはあくまで私の個人的感想です。

① 百式英単語

 ズバリ上記の暗記法はこの百式英単語のやり方です。
 2023単語が掛け算九九のように、反射的に意味が出てくるようになるために編纂された本です。
 センター試験だけでなく東大レベルの単語も99%カバーする内容です。
 この本のおかげで、私もセンタ試験過去問15年分ほどやってみて、単語で困ったことはありません。

② システム英単語

 これも2000語をカバー、多義語も180語収録の定番です。
 赤シートがついてきますので、意味を隠しながらの単語チェックがしやすいです。
 またミニマルフレーズ(2~5語の最小限の短文)で生きた単語の使い方もマスターできますね。

③ Stock4500

 比較的新しい(2018年末発売)単語帳。
 スタディサプリの人気講師、関正生先生による編集。
 実際に入試問題でどう出るか? を意識した内容で、これまでの傾向よりも「これからの傾向」に重点が置かれている。


 

④ 速読英単語

 これも定番だが、単純な単語帳というよりも、長文読解の練習帳といったほうがいいかもしれない。
 例文が多めで、英語が苦手、英語はこれから頑張る、といった人にはすこしとっつきにくいかも。難関大向には上級編もあります。



⑤ キクタンBasic4000

 これも定番。
 キクタンのいいところはCDがついているところです。
 音楽に乗せて単語発音やフレーズを憶えられます。
 が、この音楽が不要、という人もいます。



番外 DUO3.0

 上記の5冊と比べると、難易度高めの本です。大学入試受験用専門というよりもTOEICとか英検のほうに寄っていると思います。
 現代英語の重要単語1,600語+熟語1,000語を、ダブりなしで560の基本例文の中に詰め込んでいます。
 560の例文を暗記することで、2,600の英単語・熟語を憶えてしまおう、ちょっとクセのある本です。
 普通の単語帳はもう余裕で終わって次が欲しい、という人向けで、最初から手を出すのはお勧めしません。
 コアなファンが多いです。

さいごに

リスニング

単語帳はそれこそ山のように種類が出ていますが、自分に合ったものを見つけるのが一番ですね。


今回の記事がその手助けになれれば幸いです。

「もうちょっと難しい単語帳でもいいよ!」という猛者はこちらの記事もどうぞ!
【最強(最凶?)の英単語帳】東大英単語熟語「鉄壁」 の使い方を解説!

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