この記事を見てほしい人
・英文法の勉強をしてきた人
・自分の英文法のレベルをつかみたい人
・英文法にいまいち自信が持てない人
・英文法の問題集選びに迷ってる人
2020年、最後のセンター試験が終わり、来年からは名称も新たに『大学入学共通テスト』がはじまります。
受験内容としては、出題形式の変化が見られますが、英語の本質が変わるわけではありません。

英文法は問題形式が変わっても必要なスキルです。
今回は試験の前の力試しにやっておきたい英文法の問題集を紹介します。
ひとつ気を付けていただきたいのは、これから紹介する問題集はすべて、一通り文法を学習し終わった後の、最後のチェックとして使用するとその威力を発揮するということです。
何も勉強してないうちに、いきなりこれらの問題集に突入するのは避けたほうがいいかと。
英文法のレベルどのくらい?やっておきたい文法問題集3選
それでは本題です。
ランダム総点検英文法・語法最終チェック問題集 必修レベル編
センター試験~私大中堅レベルの内容です。
私大ならMARCHレベルはこの本でだいたいOKです。
通称「赤ランダム」と呼ばれる問題集。
1回40問のテストが10回分、計400問収録されています。
文法、語法、語彙、イディオム、会話表現からランダムに出題され、すべての問題に詳しい解説が別冊でつけられています。
この問題集の良いところは、巻末の「実力点検チャート」。
このチャート表で各テストの正解できた問題番号に○を付けて集計すると、自分がどの分野が得意なのか、苦手なのかがわかるようになっています。
手っ取り早く自分の弱点を知りたいなら、一度やってみるのも良いでしょう。
難点は、問題集パートががっちりのり付けされていて回答集と分離しにくいことですかね。
この「赤ランダム」の上位の問題集に「青ランダム」があります。
問題形式は同じなのですが、対象が難関大レベルです。
当然ですが「赤ランダム」よりも難しい問題が掲載されています。
全解説実力判定英文法ファイナル問題集(標準編)
通称「ファイナル」とか「ファイナル問題集」とか呼ばれています。
こちらは問題集パートと回答集パートがちゃんと分離しやすくなっています(^^)。
「ランダム」と同じく全10回のテスト形式なのですが、問題数は450問と若干多めに収録されています。
回答も「ランダム」同様、詳細にまとめられています。
弱点の発見がしやすい、その名もズバリ「弱点発見シート」付き。やり方は「ランダム」の「実力点検チャート」と同じなのですが、もっと細かい分野わけがされているのが特徴。
出題形式はランダムと言いつつ、会話表現はまとめられていたりして、完全なランダムではありません。
実際解いてみての感想ですが、こちらのファイナル問題集のほうが、「赤ランダム」よりも難易度が高いと感じました。
英文法レベル別問題集4中級編
レベルはセンター試験・中堅私大レベル。TOEICなら600点、英検2級程度。
使用されている問題は大学入試や英検など過去問からの厳選ですが、「ランダム」「ファイナル」との相違点は、分野ごとにまとまっていること。
たとえば時制なら時制、分詞構文なら分詞構文で章が組まれています。
なので、文法を体系的に解説してもらいたいならこの問題集のほうがおススメです。
問題数は280問。
見開きで左ページに設問、右ページに回答と解説が載っており、確認がしやすいのも特徴です。
「英文法レベル別問題集」シリーズは1の超基礎編から6の難関編まで細かくレベルが分かれていますので、自分の文法レベルがどのくらいなのかわからない人は、1からさらっとやってみるのもいいかもしれません。
自分のレベルに合った問題集から取り組めるのもこの「レベル別問題集」シリーズのいいところ。
英文法は、基本的な文法力がないと、実力の判断がつきにくく、勉強をやっていて難しいところだと思います。
まとめ

今回は大学受験レベルの試験に合わせた参考書を選んでみましたが、もし難しい、解けないと感じたなら、もう一度文法の学習の見直しをして、自分に合った問題集を解いてみるほうがよいでしょう。
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