アメリカの大統領選挙もだんだん近づいてきました。
今は民主党の候補者選びの予備選挙がニュースの話題になっていますね。
トランプ大統領がその地位を守るのか、それとも民主党が奪い返すのか、アメリカは国を挙げてこの話題で持ち切りでした。
ところが直近では新型コロナウイルスでニュースの話題が塗り替わり、影響は経済の分野にも波及。
世界的な株価の乱高下が報じられています。
こういった世界のニュース、もちろんネットなどでアメリカやイギリスのニュース番組を視聴することができます。
NHKでも2カ国語放送があり、音声を切り替えると英語でのニュースを聴くことができます。
これって格好の英語リスニングの材料だとは思いませんか?
最初からいきなりネイティブののニュースに突撃するのは難しいと思います。
しっかりと基礎を勉強したうえで、ある程度のリスニング力も必要です。
でも、しかしリスニングができている人でも、知らない単語がどんどん出てくると、さすがに厳しいですよね。
今回はニュース英語ならではの単語やフレーズを学べる単語帳・参考書を紹介します。
ニュースで英語力を鍛えるための単語帳・フレーズ集6選

ニュースでは政治、経済に限らず、外交や金融、環境問題、はては芸能ニュースまで様々なジャンルに事は及びます。
ここで紹介する単語帳では、英語ニュースで使われる単語を、総合的に学べます。
WORLD NEWS英単語スピードマスター
CNNなどのTVニュース番組を視聴したり、英字新聞やネットでニュースを読む際に役立つのに必要な3000語を収録。
政治・経済・ビジネス・生活など様々なジャンルから単語は選ばれています。
単語は例文に乗せて覚えられるようになっていて、例文780本と長文45本も収録。
例文はすべてCD(2枚)に収録されているので、音声を聴きながら耳から単語の習得ができます。
発信型英語10000語レベル スーパーボキャブラリービルディング(CD3枚付)
英字新聞、TIME、Newsweek、その他ニュース放送などに必須の単語力が身につく内容になっています。
単なる単語帳ではなく、1章は勉強法と実力診断、2章はノンジャンル別コロケーション、3章は文型語彙、4章は日本事象の語彙、5章が理系の語彙、と構成されており、一冊で語彙力アップのための勉強法と実践の書になっています。
日本語・英語両方の音声が収録されたCD3枚付です。
ニュース英語のキーフレーズ8000 改訂増補版
経済、金融、産業、ビジネスに加え、ITや環境、医療などの分野まで追加された改訂版。
単語帳というよりは、フレーズ集となっています。
8000のフレーズで英字新聞のあらゆるジャンルのキーワードを網羅し、付属のCDでリスニング力も鍛えられます。
ニュース英語パワーボキャビル4000語
タイトル通り語彙数は4000語。
実際の放送、新聞や雑誌など各メディアから精選したニュースから時事英語に頻出の単語を集めたとありますが、政治・国際関係・医学などの分野が厚くフォローされており、それ以外の情報量は薄い感じです。
残念なのが音声CDが別売り3000円、ダウンロード版でも1500円と割高なところ。
単語の習得には音声があるほうが能率がいいので、この点はマイナス評価です。
ニュース英語究極単語(きわめたん)10,000―時事英語→訳語→定義・情報
政治、経済、文化、社会、医療の5分野で10,000語を超える頻出用語を、解説付きでまとめてあります。
網羅性があり、実際にニュースでよく見かける単語が厳選されてします。
社会人の読み物としても面白いと思います。
しかし音声CDやダウンロードがないのがマイナス。
英語NEWSがこんなに読める―政治・経済・ビジネス頻出順厳選の1001単語
最初の最初の一冊目としてならおススメします。
90%英語ニュースを理解できるような単語を厳選してあります。
CDなど音声サービスは残念ながら付いておりません。
英語ニュースをうまく使って英語に慣れよう

当然ですが英語のニュースは毎日新しい記事が発信されます。
次々に新しい教材が生まれていると思えば、何か得した気持ちになりませんか?
テレビのアナウンサーははっきりした英語をしゃべってくれます。
語彙力があってスピードに慣れれば、聴き取れないことはありません。
新聞の記事も最初から読みこなすのは難しいですが、同じジャンルの記事にいくつも目を通すうちに、だんだん大雑把に内容がつかめるようになります。
ニュース記事はこうやってみると、リーディングにもリスニングにも使えるお得な教材ですね。
最初は自分の気になったジャンルから、入りやすい記事をさがして、じっくり読んだり、聞いたりして、楽しんで英語に触れてみましょう。
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