この記事は
- 「本当に英語がわからないんだ!」
- 「これから英語の勉強をするんだ!」
- 「まっさらなところからやり直したい!」
- 「一から出直します・・・」
という方に読んでもらいたい内容です。
英語学習において、必要なものは何でしょうか。
- 単語
- 文法
- リスニング
- スピーキング
などがまず挙げられますね。
4技能、という分け方もあります。
「読む」「聞く」「書く」「話す」です。
どれをとっても、まず根っことなる基本的な知識が必要とされます。
その基本的な知識が「単語」です。
中学レベルの英単語、つまり中学で学習する英単語の数は、およそ2000語弱です。
どれも日常会話で頻出する重要単語ばかりです。
つまり、日常会話レベルの英語を身につけたければ、中学レベルの英単語は最低限、身につけておきたいところです。
高校受験はもちろん、大学受験でも、そのほか資格試験でも中学レベルで学ぶ英単語は、当たり前のように使われ続けるのです。
選ぶ英単語帳は1冊でいい

大体の英単語帳は、上記の必要な単語数はカバーしており、言ってしまえばどれを選んでも、身につく単語に大差はありません。
これから勉強に使う単語帳は、どれか1冊選んでもらえれば十分です。
しかし、やみくもに一冊選ぶべきではありません。
単語帳選びのポイントとしては、
- 自分の暗記法に合っているか
- 毎日継続して学習できそうか
といったことを考えて選んでみましょう。
単語の発音を確認するために、発音記号がちゃんと載っているとか、CDがついていて耳でも確認できるものも良いですね。
単語と共にイラストが載っていて、イメージでも暗記できる工夫された単語帳もあります。
文字の大きさ・配列・見やすさもポイントになるところです。
英単語の勉強は、毎日コツコツと、繰り返し続けなければならない地道な作業です。
ただ一つの正解といった道はなく、その勉強法は人により様々。
だからこそ、数ある単語帳の中から、これならずっと一緒に勉強できそうだという一冊を選びましょう。
できれば実際に本屋さんで、本を手に取ってみて選んでみてください。
中学レベルのおすすめ単語帳6選
〈中学版〉システム英単語
訳1700語の英単語・熟語が収録されており、中1レベル(500語)、中2・中3レベル(500語)、高校入試レベル(500語
)、高校レベル(200語)とレベル別になっています。
『システム英単語』シリーズの特徴として、「キー・センテンス」という短い文章の中に単語や熟語をちりばめ、その文章を覚えることで単語・熟語を身につけようというシステムがあります。
こうすることで、ただ単に機械的に意味を覚えるのではなく、実際に会話や作文ですっと使える力も養おうというものです。
付属CDに収録された音声を使って、耳からも単語・熟語を覚えていきましょう。
改訂版キクタン 【中学英単語】
中学受験から高校受験まで頻出の1350語を厳選して収録されています。
付属のCDに、音楽(リズム)と一緒に単語の読み上げが収録されています。
このCDを使って、歌を覚えるように単語を覚えることができます。
いっぽうで、この音楽がジャマ、という人もいるので、好みが分かれるところですね。
ゼロからスタート英単語 BASIC1400
初学者がマスターしておくべき1400語を収録。
読者が覚えやすいように、それぞれの単語を機能・意味・場面でグループ分けしてあります。
付属の2枚組CDでは単語と例文、日本語の語義が収録されており、CDを聴くだけでも学習が進められるようになっています。
各単語が見開き2ページで、意味と例文、詳しい解説が掲載です。
中学英単語をひとつひとつわかりやすく。
約1200語を収録。
イラスト付きで、タイトル通りわかりやすい解説や例文が掲載されているほか、練習問題もついているので、確認作業をしながら単語の勉強ができます。
中学入試から高校入試まで対応できます。
高校入試ランク順 中学英単語1850
その名の通り、高校入試で出やすい単語を1850語、ランク順に掲載した単語帳です。
高校入試対策用の単語帳ですが、「最重要レベル」「基本レベル」「標準レベル」「高得点レベル」「超ハイレベル」と仕訳されているので、初心者は「最重要レベル」から順に覚えていけば良いでしょう。
色分けやイラスト、例文も掲載されており、暗記しやすいレイアウトになっています。
高校入試 出る順ターゲット 中学英単語ターゲット1800
高校受験に必要な約1800語が、高校入試で頻出の「出る順」で5レベルに分けて収録されています。
2019年に改定されて読みやすくなりました。
音声の無料ダウンロード・サービスがありますので、それを使えば発音チェックもできます。
まとめ

中学レベルの英単語からやり直したいかた向けに、6冊の単語帳を紹介しました。
どれを選ぶかは、実際に手に取って判断してみてください。
自分に合っているものを選ぶのが、長続きのコツです。
単語は語学の基礎の基礎部分を構成する重要なパートです。
単語の学習は地道で面倒くさいと思われるかもしれません。
実際、単語の学習に終わりはなく、どんな上級者もどんどん難しい単語を学習し続けています。
ですが、まずは中学レベルで押さえておきたい単語の習得にむけて頑張ってみましょう。
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