社会人でこれから英語学習を再びはじめようと意気込んでいる人たちの中には、上達の近道を探すことから始めているひとがいるかもしれません。
「英語 効果的 勉強法」とか「英語 効率的」とか「英語 始める ハウツー」などでググって検索してませんか?
中学、高校と勉強していたのに、自分は全く英語が使えるようにならなかった。
英語がペラペラなひとはなにか秘密の勉強をしたに違いない。
英語学習における自分が知らない王道があるのではないか?
そう思って、実際に勉強を始める前に、英語学習ハウツー本を探そうとしていませんか?
そんな本は、ありますん。(←どっちなんですか!?)
ゼロから英語学習を始める前に読んでおきたい本5選

最初に言ってしまえば、英語学習の王道は、人によりけり、千差万別です。
しかし、おおよそ効率的な勉強法のルートというのは、いくつかあります。
そして大事なのは、英語を学ぶ際のマインドです。
実際に英語学習を始める前に、これから紹介する本で、勉強の指針を立てるのは悪いことではないでしょう。
では、ゼロから英語学習を始める前に読んでおきたい本の紹介です。
英語上達完全マップ――初級からTEIC900点レベルまでの効果的勉強法
この一冊で「英語習得の戦略」「英語トレーニング法」「トレーニングの進め方」「トレーニングを継続するために」「お勧めの教材」と必要な流れは解説されています。
やみくもに単語暗記をはじめたり文法書を読み込み始める前に、しっかり方向性を見据えてから勉強を始める。
そうすれば、何を積み上げていけばよいかが見えてくるはずです。
村上式シンプル英語勉強法――使える英語を、本気で身につける
元Googleアメリカの副社長兼日本社長だった村上 憲郎さんの、独特な英語学習メソッドが紹介されています。
世界のグーグルのエライ人だけあって、学習方法もユニーク。
正直、体育会系・笑
ここで紹介されている勉強法がぴったりだという人は、世界で勝負できるビジネスマンになれるかもしれません。
英文法のトリセツ――英語負け組を救う丁寧な取扱説明書 じっくり基礎編
中学校で習った英語すら過去のこと。
もう忘れてしまったからゼロからやり直したいんだ、という方には英文法の学習はなかなかハードルが高いものです。
そんな方にこの一冊をおススメします。
300ページという分量に「ううッ」と腰が引けるかもしれません。
しかし、基礎的なことを、それだけ詳しく丁寧に教えてくれているということです。
この本を乗り越えたら、同じシリーズで『中学レベル完結編』『とことん攻略編』へと進めばよいでしょう。
ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本
むずかしい文法用語をつかわずに、「文のどこに注目して、どこが重要で、どこはおまけなのか、それを見分ける程度の知識」を身につけるのがねらいの本。
文法の本というわけではなく、それ以前にもっと基本的な、主語と動詞を見極められるようになれば、しぜんと修飾部分もわかり、英語の構造が見えてくる。
まずはその程度。
でも、そこから肉付けしていけば、さらに深く、つぎは何を学んでいけばいいのかわかってくるはず。
一億人の英文法――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法
受験や資格取得のための英語ではなく、「話す」ための英語のシステム、ネイティブスピーカーの意識について解説している本です。
解説がピンと来るか来ないかで、この本の評価は大きく分かれます。
ピンと来る人にはパッと英語の世界が広がるホーリーバイブル。
ピンとこない人にはただの紙の束でしかないでしょう。
まとめ

前述しましたが、英語学習のやり方は百人いれば百人の方法があり、ベストは人それぞれです。
ハウツー本も、誰にでもぴったりくるものはありません。
ハウツー本に書かれたやり方が合う人もいれば、合わない人もいます。
それをわかったうえでハウツー本を読むのが良いかもしれません。
ただ、ハウツー本はあくまで入り口です。
ハウツー本を読んで満足して、終わってしまわないように気を付けましょう。
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