2020-05

映画評

映画評『名探偵ピカチュウ』3DCGのリアルなピカチュウがおっさんの声でしゃべる!

原作はニンテンドー3DS用のゲームソフト『名探偵ピカチュウ』。ゲームの『名探偵ピカチュウ』でもピカチュウが渋い男性の声でしゃべる。この渋い声に、困った時や悩んだ時に見せるしわくちゃにゆがんだピカチュウの表情も今作の実写映画『名探偵ピカチュウ』では話題になった。
映画評

映画評『万引き家族』社会の底辺にいる家族を通して描かれるヒューマンドラマ

万引き・置き引きなど軽犯罪を家族ぐるみで繰り返す一家の姿を通して描かれるヒューマンドラマ。 親の年金を不正に受給していた家族が逮捕された事件に着想を得たという。 是枝監督はこの作品で2018年・第71回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞。
雑記

大河ドラマ『麒麟がくる』時代考証作家・小和田哲夫さんYoutubeをはじめる

大河ドラマ『麒麟がくる』の時代考証を担当されている小和田哲夫先生がYoutubeをはじめられました。 『戦国・小和田チャンネル』というタイトルで、戦国時代に関することを、数日おきに更新されています。 すでにチャンネル登録者も4000人をこえています。
映画評

映画評『ステキな金縛り』三谷幸喜がムダなくスキなく上品な笑いを詰め込んだ好作

今作が映画監督5作目となる三谷幸喜が贈る法廷サスペンス・コメディ。科学的立証がすべての法廷で幽霊を証言台に立たせ、事件を解決するという突拍子もないストーリーだが、少しずつ事象を積み重ねていつのまにか幽霊の証言が人々に認められていくという、さすが三谷幸喜、よくできた脚本だ。
雑記

中国の調査団、エベレスト(チョモランマ)の標高を再調査

中国の調査団がエベレスト(チベット名:チョモランマ)の標高を再調査するために、2020年5月27日、同山頂に登頂成功しました。測量技師が8名と、カメラクルーが4名の12名のチームだそうです。これまでエベレスト(チョモランマ)の標高は、8,848メートルとされてきましたが、今回の調査では何メートルという結果が出るのでしょうか。
映画評

映画評『羅生門』黒澤明が日本映画の文学性を世界に知らしめた記念碑的傑作

監督の黒澤明は、この『羅生門』で数々の画期的な撮影手法を試みた。モノクロながら自然光を最大限に生かし、森の中のシーンをシャープに描き出すことに成功した。また、当時タブーとされていた、太陽に直接カメラを向け、鮮烈な映像を作り出した。また雨の羅生門のシーンでは、降りしきる雨がモノクロでは見えにくいため、水に墨を混ぜて色を付け、ホースで散水し羅生門に降らせている。
映画評

映画評『翔んで埼玉』これ以上ない埼玉ディスりで大ヒットした話題作

この物語『翔んで埼玉』は実在の人物、団体、特に地名とは関係がありませんとして始まるが、「埼玉」って言っちゃってるし、とんでもないセリフがわんさか出てくる。 「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ! 埼玉県人ならそれで治る!」 とかひどい(笑)
雑記

NHK大河ドラマ『太平記』『麒麟がくる』の脚本家・池端俊作ってどんなひと?

池端さんは1991年に同じくNHK大河ドラマ『太平記』でメイン脚本家を務め、平均視聴率26.0%、最高視聴率は34.6%という好成績を残されました。 大河ドラマ全盛期の作品とはいえ、素晴らしい成績ですね。
雑記

【大河ドラマ】各ドラマの放送話数を調査! 最長は?最短は?

今年の大河ドラマ『麒麟がくる』の放送スケジュールは全44話に設定されております。 そこでふと思ったのですが、これまで60年近く続いてきた大河ドラマの各放送話数は、いったいそれぞれ何話だったのでしょうか? 最短と最長はどのドラマだったのか、調べてみました。
映画評

映画評『プライベート・ライアン』徹底的に戦闘シーンを作りこんだ戦争映画のマイルストーン

なんといってもこの作品は“リアルな戦争映画”。冒頭の20分にも及ぶ連合軍上陸作戦の描写は、飛び交う弾丸、飛び散る血肉、ちぎれる手足、飛び出る内臓、炎に包まれ焼死する兵士、真っ赤に染まる海の水など、実に生々しく、これまでにない戦争映画となった。