2020-04

映画評

映画評『仁義』これぞフレンチ・フィルム・ノワールの真髄!

フレンチ・フィルム・ノワールの代表的監督、ジャン・ピエール・メルヴィルが、友情や裏切り、挫折を軸に男たちを描く傑作サスペン スが、この『仁義』。 そのほかのメルヴィル監督の作品がそうであるように、セリフは必要最小限で、ややもするとわかりにくい、難解なシナリオ。 そして月明かりの下で撮られたかのように暗い画面が特色。
映画評

映画評『U.M.A レイク・プラシッド』なんとも半端!これがB級!なモンスターパニック映画

この『U.M.A レイク・プラシッド』は「予算なり」の映画だ。 とくにひどいところも無ければ、突出して誉めるべきところもない。 たまに遭遇するB級映画になっている。 主演のブリジット・フォンダとか、微妙にいいところを連れてきてはいるんだけどなあ。
映画評

映画評『影の軍隊』メルヴィル監督によるレジスタンス映画の傑作!

メインの主人公はリノ・ヴァンチュラ演じるフィリップ・ジェルビエだが、映画はそのほかのレジスタンスたちの戦いも描く。 派手な戦闘シーンや、スピーディなアクションはいっさい、ない。 冒頭の裏切り者の処刑をはじめ、諜報活動や要人の脱出、ゲシュタポに捕まった仲間の暗殺など、非常に地味で暗い活動が、延々と描かれる。
英語学習

【場面別】レストランで使える英語15フレーズ

留学や海外旅行行ったとき、レストランを利用することがあるかもしれません。 その時、自分で注文をとったりできるとカッコいいですよね。 今回は、レストランで使える英語フレーズを紹介します。
映画評

映画評『月に囚われた男』デヴィッド・ボウイの息子の初監督作にして21世紀の新しいSFミステリー

監督をつとめたダンカン・ジョーンズは、伝説のミュージシャンであるデヴィッド・ボウイの実の息子。 1971年生まれの彼が少年期に親しんだであろう1970年代、80年代のSF映画のオマージュが、この『月に囚われた男』にはちりばめられており、往年のSFファンにとってはうれしい演出があちこちに垣間見ることができる。
映画評

映画評『終電車』いつまでも美しいカトリーヌ・ドヌーヴと晩年のトリュフォーの強力タッグ

製作・監督・脚本を務めるフランソワ・トリュフォー監督は1950年代~60年代活躍したフランス・ヌーベルバーグを代表する映画作家だ。 映画仲間だったジャン・リュック・ゴダールやクロード・シャルブロとともに、斬新かつ鮮烈な表現の作品を次々と発表し、後世の映画監督たちにも多大な影響を与えた。
英語学習

【英語脳】をつくるための学習法は?【多読しよう】

たとえ日常会話が話せるレベルになっても、ちょっと専門的な話題になった途端理解できなくなったり、聴き取りできなくなったり、伸び悩むポイントが出てきます。英語学習していても、まだまだ【英語脳】ができあがっていないうちは、そんな壁に何度もぶち当たることになります。今回はそんな時にやるべき学習法【多読】についてお話しします。
映画評

映画評『チェンジリング』実話をもとに、腐敗した警察権力と戦う母親の愛を描く問題作!

1920年代にロサンゼルスで「ゴードン・ノースコット事件」という実際に起きた大量少年誘拐・殺害事件があった。 その被害者のひとりとされるのが、主人公クリスティンの息子ウォルター少年である。 クリスティンの捜索依頼はロサンゼルス市警のとんでもないでっち上げで無理やり解決を図られる。
英語学習

英語で学ぶ偉人・天才たちの名言・格言

会話の中でとっさに名言や格言を引用できるとカッコいいと思いませんか? 歴史上の偉人や、スポーツ、ビジネス、エンターテイメントの天才たちの言葉は、それだけでも生きる指針になります。 それら名言・格言を英語で使うことができるようになれば、英語の勉強にも一役買うことができるでしょう。
映画評

映画評『シンドラーのリスト』スピルバーグによるホロコーストを描いた歴史的作品

第二次世界大戦末期、ポーランドのゲットーから、自身の工場で働く1100人のユダヤ人を救った実業家オスカー・シンドラーを主人公に据えた、3時間15分にも及ぶ大作。自らもユダヤ系のルーツを持つスピルバーグ監督が、ナチズムの恐ろしさとユダヤ人に降りかかった悲劇を丹念に、リアリスティックに描いた。